左卜全という俳優がいました。黒沢明の不朽の名作「七人の侍」での百姓与平(だっけ?)役が特に有名ですが、いわゆる怪優で、実生活においてもかなりな変人だったようです。
若い時分から老け役だった人で、本当の爺さんになった最晩年に歌手デビューした事でも、記憶に残っている人が多いんじゃないでしょうか?その「老人と子供のポルカ」は、未だに狙いがなんだったのか分からない奇妙奇天烈な歌でした。
後ろに子供たちを従え椅子に座った卜全が「ズビズバァ~」と歌いだすと、「パパパヤ~」と子供のコーラス。「やめてけれ やめてけれ やめてけぇ~れ ゲバゲバ」と、訳のわからない詩が続きます。当時の過激派の内ゲバや交通戦争と言われた事故の多発を、弱い立場の老人と子供が嘆くという趣向だったのかなあ?まだ子供だったから分かんないけど、生歌で音程やテンポを外しまくる卜全は、それ自体痛ましいような居心地の悪さを覚えたもんです。ラストに卜全が叫ぶ「たあすけてくれえ~~!」は強烈でしたね。やっぱ怪優だわ!
で、タイトルと関係あるのかって?そうそう、バックコーラスの子供の一人が肥ってたような記憶があるんで、ああこりゃ肥満児ポルカだなあって。ただの思い付き!あはははははははは(^O^)
最近似てる人と知り合いになったんだよなぁ・・・(^_^;)
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