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2025年11月7日金曜日

遊び心を取り戻す

SNSというのは不思議な効果がありこれを通じて日頃の様子を目にしていると何年も会ってない方でもごく身近に感じるもので、その点で言いますと今やすっかり廃れた感じですが年賀状見て一年一度その方を思い出すのと対照的であります。

先日ある方がラフティングワールドカップ出場の様子をアップされていたので応援メッセージを入れました。

実はこの方は東北応援企画の子どもカヤック祭りに来てくれてその後一度キャンプで飲み、そのまた後エルフツアーで一度だけご一緒したに過ぎないご縁なんですが先ほどの伝でよく知ってるような気がいたしまして。

返信いただいた内容が「またこたつで飲みたいです」という。

その飲んだ一度というのが野外こたつだったんであります。


何がきっかけだったかそういや昔のこたつって練炭で、中で寝ちゃって死んじゃう事故とかあったよなあと思いだしたところから、あれを野外に置いて何気に入ってたら見かけた人がびっくりするだろうなんてんでさっそく買いまして、カヤックのホーム御岳渓谷の放水口駐車場に据えてエルフ飲みしたんであります。

上を着込んで入るとぬくぬくと実に快適で、女の子呼んじゃ一緒に飲んだという。

以来雪中キャンプのテント内でも度々利用し酔っ払って寝ちゃっても死んでしまうこともなく大いに楽しんだもんでございます。


んなこと思い出して俺ってその手の遊び心においては湧くが如しだったなあと。

いつか仕事仕事で忘れていたその心をよみがえらすべく今シーズンは週一くらいはクラパイやろうと思うんでありますよ。

で、前置き長いけど夕べ実施いたしました。

スーパームーンは曇ったけど一夜置いた昨夜もまた見事な月でございました。

ミスと準ミスってところ?

ひとり万葉集です


 欠けたると 覚えぬほどの 老いの目よ みっちゃんごめん この世俺のだ 

 みっちゃん→藤原道長 作者注









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2024年5月27日月曜日

思わぬ邂逅かと驚く

 鳥の雛は卵から孵って最初に見たものを親鳥だと認識するというのは広く知られた話で、自分が親から育てられたようにしか子育てできないのもその線上にあるのかもしれません。

虐待の負の連鎖なんて嫌な話も同様でありましょう。


板橋に越してきた小五の頃は今と違って弊社周りにはたくさんの家や会社がありました。

昔から子供好きだったもんで隣のアパートの年少の子供らとよく遊んだもんで、中でもマー君という子を結構可愛がり向こうもお兄ちゃんてんで懐いてくれておりまして。

ある時お兄ちゃんとお泊りしたいというのでその子の家へお呼ばれしたんですが昔のこってすから一間だけに一応風呂と小さいキッチンが付いたくらいの狭い作りで、それでも一緒にお風呂入って晩御飯となりました。

そのお母さんは子どもの目から見てもガサツ者と言いますか普段から家事などほとんどやらないタイプで、それでもはしゃいでいる我が子を見て頑張って作ってくれたもののようでした。

お米炊いたことなかったのかなあ、べちゃべちゃでねえ~ ( ;∀;)

あたしダメなんですよこういうの~ "(-""-)"

けれどもやはりはしゃいでるマー君の手前もあり、お母さんへの気兼ねもありでおかずのシーチキンにしょう油ぶっかけて無理くり流し込んだようなことで「美味しいです」なんて泣きそうでありましたよ。

ありゃあいまだに忘れられないなあ。


先日あるところで食事して〆にご飯頂いたんですがあろうことかべちゃべちゃの芯硬でございました。

他の料理はものすごく美味しくて腕がいいのに何でご飯だけこんななんだ?

も、もしかして君はマー君か?!

んな訳ゃないっすけどね、この人のご母堂もこういうご飯炊いていたのかなあ?と。

今日のひとり万葉集です


 硬飯を 好いて童と なりにけり 老いてべちゃべちゃ 飯じゃないけど


注意事項:読者の方で何の話か想像がついても、そこはコメントで触れないようお願いいたします。







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2024年3月15日金曜日

八味目をありがたくいただく

日本は酔っ払いに寛容な国なんだとか。

まあ人様に迷惑かけるような酔い方でなければ、飲み屋は当たり前としても一般の飲食店にとっても飲み物の利益率は高いし吞み助は歓迎される存在でありましょう。
量だけで言えばそうでもないけど好きということでは大酒飲みであるあたくし、お店から陰ながらの歓迎ぶりを最近二つばかり経験いたしまして。

家から一番近いラーメン屋さんには土日仕事から帰っての昼飲みによく行っております。
毎度のパターンとして麻婆豆腐たまにぎょうざを食べながら生ビール二杯、コーンバターまたはおつまみネギチャーシューでレモンサワー二杯ってな感じ。
今更メニュー見ることもないのですが前回なんとなく見てみたらあれ?麻婆豆腐が無い?
どうやら表舞台から退場したこの料理をいつも注文するあたくしの為だけに何も言わず作り続けてくれていたらしいんでありますよ。
そういやコーンの方も最初に来た頃に載ってないけどバターで炒めてと頼み作ってもらったんだったっけ。
会話らしい会話もしたことないマスターだけど何気に気ぃ回してくれてたのね。
ありがたいありがたい。
なのにラーメンは食べなくってぐみんなたい。

会社泊まりの際いつも行く上板橋のラーメン屋さんではおつまみセットで生二杯、枝豆で更に二杯、最後に海苔キャベツラーメン薬味ネギ乗せが毎度のパターン。
このお店はカウンターだけの普通のラーメン屋さんなのであまり飲むお客を見ることが無く、ましてや小一時間に四杯も飲むのはまずあたくしくらい。
だもんで最近は入って行っただけで何も頼む前から生セットが置かれるという。
で、先日もいつものように飲みながらふと見ると入り口に券売機が新設されておりました。
あ、お代わりしたいけど食券買わなきゃと席を立ちかけるとマスターが「飲むお客さんは食後の会計で大丈夫ですよ」
確かに券売機の脇にも書いて貼ってありました。
飲む客ってほぼあたしじゃん!
こちらもまた何気に気ぃ回してくれてたのね。
ありがたいありがたい。

今日にひとり万葉集です

 隠された 気持ちに気づく 裏メニュー 七味辛子に 一味加えて









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2024年2月26日月曜日

背中を丸める

 土曜日直売会の後お袋の誕生会を上板の焼き鳥鳥昇さんでやりまして、実家泊まって土曜日の朝起きて帰宅しました。

霧雨模様の寒い日ではありましたがせっかく外出着?でいることだし、家の掃除は先週念入りにやったしどっかで飲もうかと考えましたがまだ朝だし。

朝から飲むのか?との問いにはこちとら筋金入りの酒飲みでい!答えよう。

よく分かりませんけど。


近場で吉牛飲みってのもありだけどそれよりも心に残る場所がありまして。

先月免許更新の帰りヘタちゃんと昼飲みした大宮のいづみや本店さん。

昭和22年創業の駅前居酒屋で開発著しい西口に反し昔のたたずまいを色濃く残す東口にあって、更に昭和をそのまま現代に滑らせたかのようなレトロなお店であります。

地元蕨から京浜東北線一本だし休みの朝だから座ってゆっくり行けるし。


てなわけでやってまいりました大宮駅。

天気悪いけど人がたくさんいて、そういや世間は三連休であったかと。

ロータリーを左にとってすぐのお店に一歩入ればそこはもう昭和。

今日も朝からほぼ一杯の入り。

しかし前回と違い物珍しさで来てると思しき若いカップルなどは見えず、あたくし同様のくたびれたおやじさんたちがポツンポツンひとりずつほとんどの席を占めておりました。

長い板のテーブルに交互に向かい合わせに座るほかには四人掛けくらいの席も四つほどありまして、おばちゃんに声をかけると「そのあたり空いてるとこにどうぞ」

生中と名物の170円もつ煮込み、ハムカツを頂きつつ生小へ。

熱燗のお銚子で辛っいエシャレット。

背中の曲がった小学生並みに小さいばあちゃんが器用にお運びしてくれまして。

ここだけは自動の扉が開いて席を求めるお客が来ると寒風が吹きこんで飲み助の襟を立たせる。

何かね~、いいんですわこれが。寒々しさも酒のつまみって感じで。


ちょいと出ただけで何やら小旅行気分味わえて一日だけの三連休を幸せに過ごせたんであります。

今日のひとり万葉集です


 満席を 告げる扉の 開け閉めに 丸めた背中 もっと丸めて












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2024年1月11日木曜日

男の道を詠む

故人でありますが旧東京帝国大学を首席で卒業し当時我が国を代表するトップ企業の社長秘書に迎えられたというようなお方と生前親交がありまして、晩年になって奥方がこぼされるには11PMが大好きで毎晩見ておりいい年をして恥ずかしいと。

11PMというのはご存じない方に説明するとコンプライアンスだの自主規制だの言われる以前ギャンブルおスケベなんでもありの草分け的深夜テレビ番組でありまして、思春期の少年が親に隠れて見たような。

で、その方特におねえさんがお脱ぎになるコーナーが大好物であったという。

超が付くエリートであった方がお歳召されてからもその道の迷いが抜けなかったというのは何とも微笑ましいと言いますか、人間として親しみを感ずるところであります。

今日のひとり万葉集です


 老眼鏡 掛けてまで読む エ〇マンガ 気持ちに身体 ついてゆかずも


え?テレビの話じゃないのか? こりゃあたし?

ウソウソ!

でもあれっすよ

秀才でも鈍才でも男の道は果てしないと。


なにごまかしてんだ ( ;∀;)









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2024年1月5日金曜日

揺れて詠む

 新年あけましておめでとうございます。

今年もニッコーニッキーをよろしくお願いいたします。

しかし元旦早々大地震やら飛行機燃えるやら大変なことで、被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。


東京あたりでは揺れに気づかない方もいたくらいだったそうですがあたくしの滞在していた茅野では震度五で結構揺れまして、おまけにあたくし折も折12階の展望温泉に入浴中、しかも一人きり。

驚いたのなんの!

暮色濃い町は山の長い影の中に徐々に飲まれつつあり澄み切った空を背景にした八ヶ岳の雄姿は茜色に染まり初め、こんな光景はこれを逃したらもう一生見られないってんで信州の寒気にのぼせそうな体を冷やしつつ露天風呂で三首ばかり歌を詠んでいたところにあの揺れが。

なんつってもホテルの最上階ですから長周期的な大きな横揺れがこれでもか!と続き、浴槽の湯が音が立てて溢れ返る中あたくしは前も後ろも完全露出のまま洗い場の床に四つん這いでしがみついておりました。

万が一ビルが折れたらこの寒い中素っ裸で放り出されるという恐怖。それでも「大きな揺れは三十秒三十秒」と念仏のように唱えておりました。

揺れが収まってやれやれと部屋に帰るとニュースでは大津波警報が出て、東日本の時の恐ろしい思いがよみがえり片津を飲んで画面を見ておりましたが不幸中の幸いで街を飲み込む程な波はやって来ずまだよかったと。

それでも倒壊など大きな被害があって大変な中申し訳ございません、せっかく浮かんだ歌ですので書かせていただきます。


 大雄姿 雲切れ渡り 八ヶ岳 息詰め眺む 九人目の岳


 刻々と 入日に沈む 地方都市 山と空だけ 赤く残れり


 峰峰の 雪は斜陽に 赤く伸び 星の待たるる 元旦の空


今年はひとり万葉集が好調?でございます。すいません ( ;∀;)










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