土曜日直売会の後お袋の誕生会を上板の焼き鳥鳥昇さんでやりまして、実家泊まって土曜日の朝起きて帰宅しました。
霧雨模様の寒い日ではありましたがせっかく外出着?でいることだし、家の掃除は先週念入りにやったしどっかで飲もうかと考えましたがまだ朝だし。
朝から飲むのか?との問いにはこちとら筋金入りの酒飲みでい!答えよう。
よく分かりませんけど。
近場で吉牛飲みってのもありだけどそれよりも心に残る場所がありまして。
先月免許更新の帰りヘタちゃんと昼飲みした大宮のいづみや本店さん。
昭和22年創業の駅前居酒屋で開発著しい西口に反し昔のたたずまいを色濃く残す東口にあって、更に昭和をそのまま現代に滑らせたかのようなレトロなお店であります。
地元蕨から京浜東北線一本だし休みの朝だから座ってゆっくり行けるし。
てなわけでやってまいりました大宮駅。
天気悪いけど人がたくさんいて、そういや世間は三連休であったかと。
ロータリーを左にとってすぐのお店に一歩入ればそこはもう昭和。
今日も朝からほぼ一杯の入り。
しかし前回と違い物珍しさで来てると思しき若いカップルなどは見えず、あたくし同様のくたびれたおやじさんたちがポツンポツンひとりずつほとんどの席を占めておりました。
長い板のテーブルに交互に向かい合わせに座るほかには四人掛けくらいの席も四つほどありまして、おばちゃんに声をかけると「そのあたり空いてるとこにどうぞ」
生中と名物の170円もつ煮込み、ハムカツを頂きつつ生小へ。
熱燗のお銚子で辛っいエシャレット。
背中の曲がった小学生並みに小さいばあちゃんが器用にお運びしてくれまして。
ここだけは自動の扉が開いて席を求めるお客が来ると寒風が吹きこんで飲み助の襟を立たせる。
何かね~、いいんですわこれが。寒々しさも酒のつまみって感じで。
ちょいと出ただけで何やら小旅行気分味わえて一日だけの三連休を幸せに過ごせたんであります。
今日のひとり万葉集です
満席を 告げる扉の 開け閉めに 丸めた背中 もっと丸めて
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