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2026年5月2日土曜日

ゴールドブレンドな自分を知る

 ♪ ダバダ~ダ~ ダバダ~ ♪ と聞いてピンとくる方は昭和の方。

え?音程分らんのにくるか!と

あれっすよ、ネスカフェゴールドブレンドのCM。

ちょいと渋めの著名人が紹介されおもむろに蓋を開けると先ほどのメロディーが流れ、コーヒーをじっくり味わうところで「違いが分かる男のゴールドブレンド」とナレーションが入りまして。

人選の妙もあり非常に印象的な一種作品となっておりました。

あたくしなんざ食道楽の割に酒でも食い物でも味の違いが分からない男だと思っておりました。

んが


昨夜ヘロヘロになって会社泊まりとし、よくお話します黙って座ると生ビールとおつまみのお疲れ様セットが出されるほど行きつけのラーメン屋さんに行きました。

いつものようにケチケチつまみをかじりながら生三杯飲みつつそういや居抜きで変わる前のこの店は一つに束ねた髪の長いのキレイめの女の子がいて、女だてらに(差別用語)長いしゃもじみたいな木の板でスープかき混ぜてたっけなあなんて。

カッコよくて当時はそれ見たさと思われる男性客で賑わったもんで。

その後今の店になっても基本はゲンコツのガッツリ系だったところが野郎の店長になり(そのせいか分からんが)空いてくるとともにスープに手をかけるのがロスと思ったのか、グループ工場で作ったと思われる素に変わってから丼の底にザラつきが無くなり大分淡白になりまして。

ラーメン屋がスープ変えるのってかなりリスクなんでしょうに材料費爆上りもあっての事かと、まあ飲み主体だからしょうがないかなんてんで。


ところが昨夜〆のラーメン食ってみると以前のコクが戻っており飲み干した丼の底に懐かしいザラつきが。

会計の際(チケット制だけどあたしだけは後払いなの)「スープ戻したの?」と聞いたら「はい、やっぱ分かります?」と。

ここであたくしの耳に  ♪ ダバダ~ダ~ ダバダ~ ♪ が

才谷屋63歳 違いが分かる男のゴールドブレンド








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2025年12月29日月曜日

標準化を考える

年末最終日曜は例年お仕事でして年内最後の出荷分の仕込みに当たるのですが、今年はちょうど御用納めが土曜という事で収まりよかったせいかなんとなく休めてしまいました。

お休みの前夜は心置きなく飲み倒すのを常としており、なのに出かける予定がない時(ほとんどそうだけど)は朝九時までに目が覚めた場合駅前の吉牛で朝ビールを飲むのを無上の喜びとしております。
なぜ九時までなのかというとそれ以降になると一日ほろ酔いで過ぎてしまう結果になるためで、この時間であればお昼過ぎにはシャキッとするんであります。

しかし昨日は例外とし九時過ぎてたけど飲んじまいまして。
ここまでの疲れが澱のように溜っておりどうせぼやけた頭なら飲んでも飲まなくても変わんないような気がしてさ。
それでも空いた日が他にないため玄関前と家内の掃除くらいはしようってんで。

前の日切った和牛の切れっぱで夜はすき焼きの予定だったので牛丼関係は避けさてビールの後に何喰うかと考えた結果、牛から一番遠い?鳥でいこうとほとんど外では食べない唐揚げ定職を頼んだんであります。
銀座M会館さんのを除けば自分で作った方が美味いと思ってますんで。
出て来たのは四個乗って野菜多めの皿。味もそれなりだけどまあ美味いし。
しかしお肉屋として一番着目したのがお肉の形のそろいぶりでありました。

鶏モモは一つの部位ではありますが細かく見ればスネ、内もも、外ももという具合に分かれており、形を一定に保つのは難しいんであります。
それがあたくしの見るところ外ももの丸いとこだけ四個使ってて、この標準化は他の部分を他の商品にすることが出来るかなり大手のメーカーさんによる仕事であろうと。
買う方もなんせビッグな吉野家さんだから出来ることだなあと。
難しいんすよ標準化ってさ。

ってなこと考えながら飲み食いしてるところへ学生風の二人が入店、持ち帰りで牛丼14個くださいと。
こりゃ体育会の寮かなんかの子らが年末で寮食が出ないため先輩に言われて買いに来たのかもなんて。
そりゃいいんですが大盛13個の他に並を一つでそれはネギ抜き、で、チーズ乗せてくださいってんで。
皆で食うんだから全部大盛一択で揃えりゃよさそうなもんを我がまま者が一人いるでしょうね。
しかも男が牛丼のネギ抜きだ?チーズ乗せろだ?

標準化しろよ!







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2025年9月10日水曜日

クリを絞るショーを見る

 五十年に渡りごひいきいただいております銀座の老舗レストラン三笠会館さんは今年何と!創業百年であります。

大正時代水菓子の屋台からスタートし浮き沈みの激しい業界で長きにわたりトップランナーを走り続けてこられたのは、ひとえに伝統を守りながらも進取の気性を忘れず取り組んでこられたからだと思います。

ずっとついて行きまっす!


昨日記念パーティーが本店さんでありまして、リニューアルなったばかりの五階会場での昼の部に行ってまいりました。

お酒も出るし昼の部は人数少な目でおかげで美味しい料理が食べ放題状態、日本初で創業時の味を守る唐揚げ、故・向田邦子さんのエッセイにも書かれたカレーなど名物料理に加え北京ダック、うなぎ茶漬け、ローストビーフなど沢山いただきたくさん飲みまして。


終盤のデザートでは生の和栗を目の前で絞り、アイスに乗せた上カカオパウダーをかけるという贅沢の極みを目の前で実演していただきこれがまた美ん味い!


中締めの後講演会もありまして、最初飲んで眠かったけど面白くてすっかり目覚め最後に質問もいたしました。

改めておめでとうございます!!






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2025年7月8日火曜日

適齢期を考える

 親父の一周忌に姪っ子が子ども連れてきましてあたくしからみると姪孫(てっそん)ってんだそうで、二歳の男の子で片言を話しまさしく可愛い盛りであります。

あたくしが抱っこしてゆすってるうちに遊び疲れて寝ちまいまして、そういや同席してる三十過ぎた坊主(親の目から見るといつまでもこれね)たちも小さいころはこんなだったなあと。

今現在ちょこっと抱っこしてただけでも結構重くてくたびれますたが当時あたくしも当然若かったので二人抱っこして走り回ったもんで、やっぱ子育ても若いうちだと改めて思いました。


生涯現役というと聞こえはいいけど今の世の中いい加減年とっても働かないと食っていかれず「楽隠居」なんて言葉ももはや死語でありますな。

この今は亡き「隠居」ってのは先ほどの話とは逆に現役離れたからこそ落ち着ける先といいますか、これも一種の適齢期でありましょうか。


昨夜お得意先の百周年ディナーにご一緒したのが親の代からの業者仲間でありまして、老舗レストランお出入りのお肉屋おクリーニング屋お設備屋(慇懃無礼)。

おふた方はお嬢さんながら経営者であたくし含め年齢も近く、一様に慨嘆するところでは隠居(死語)した友達が第二の人生を謳歌するのを横目にいつまでこんな苦労するんだろうという。

とはいえこれも同意見として小なりと云え経営者の子として好景気の時代にはそれなりに良い思いもしたわけで(あくまでそれなりにを強調する)、そうでなかった人間が今を楽しんでいるのはつとに言われるように人生誰しもプラマイゼロってやつだねえと。

ただですよ


年いってからが隠居(死語)の適齢期であるならばそこからまた一苦労もふた苦労もするってのはじじばばになってあらためて子育てするようなもんで適齢期外。

所詮孫ってものは好きな時に構って責任ないからこそ楽しいわけで子どもとなりゃあ話は別ってもんです。

子育ても苦労もするなら若いうちってこってすか。くたびれます "(-""-)"


その後話は飛んで飛んで、女性同士の会話はいつ果てるともなく続き、十時過ぎる頃にはほとんど寝ておりましたよあたくし。

お肉屋の飲食適齢期は九時までだな。









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2025年5月13日火曜日

逆グルメを知る

あたしら子ども時分にはグルメなんて言葉はありませんでしたが、人間の美味いものへの欲求は縄文時代から変わらないようで。
SNS見てもその手の情報は実に豊富。
なのにですよ

逆に不味いものをわざわざ食いに行く動画がありまして、これがすんごく面白いんであります。

何かで引っかかって昨夜ずっと見てたのがびわ湖くんなるユーチューバーのチャンネルで「日本一不味い回転ずし」とか「ヤバすぎるラーメン屋」とか、食べログで最低評価1.2などという。
もちろんお店の名前もはっきりした場所も出しませんが視聴者から寄せられる情報も結構あるようで、分かる人には分かるのかな、コメント欄に書かれちゃったりして。

で、構成がよく出来てましてお店の内部はチラ見せし、それ見ただけで危なそうな。
だってラーメン屋なのに座敷に布団が敷いてあったりするんですもの~。
出てきた食べ物も同様に見ただけで分かる品質。
実食後のリアクションがまたふるっており、この方芸人さんなのかと思うほど面白い。
マジ腹抱えて笑います。

乾ききった寿司ネタ、ぐっちょり中身の出た餃子、ネギ四切れだけ入ったラーメン、居酒屋の突き出しのだし汁などなど、こんなもんで本当に商売してるのか?と疑うようなまさに逆グルメであります。

ただボキャブラリー的には「ヤバい」と「終わってる」ばかりなのでこれまた不味いんですが、考えてみれば誉め言葉というのは数限りなくあれどけなす言葉って思いの外少ないかもしれません。
「ヤバい」ものには近寄らずそそくさ立ち去るみたいな。

気が向いたら一度見てみて。







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2025年5月12日月曜日

三段逆スライド方式を思い出す

 例によって日曜夕方の早い時間からダラダラ飲みつつYouTubeを見てましたら、スーパーで買った魚介類でまだ生きているものを蘇生させるというのがありました。

今回見たのはオオズワイガニで、パック破って塩水に入れエアーを与えてやると弱弱しくはあるけれど動き出し、水槽や台、海水、サーキュレーションシステムなどを組み込んで入れてやるとすっかり元気になりました~!って感じ。

見てるとその他にもエビだのロブスターだのそれぞれ専用の水槽で育てており、何やってる人か知らないけどえらい金掛けてるもんだと。

なにやらさかな君的な知識もお持ちのようで。

これね


最初のうちは面白がってましたが段々複雑な思いも湧いてきまして。

生き物と食い物の線引きをどこでつけるかみたいな?

つ~かそれやられちゃったら鮮度の良さに対するお得感が逆に罪悪感になるというか。


あたくしの仕事はどっちかというと生体寄りでありますから余計そう思うのかもしれませんし、特にホルモン系など原型見たらほとんどの人が食えないだろうと思うようなリアルなところにおりますからね。

昔から思ってましたのがピチピチとピクピクの違いでして、魚がピチピチしてるのは生きがいいと喜んでも四つ足がピクピクしてたらとてもじゃないが食えませんもんね。


そうはいっても他の生き物の命いただいて生きさせてもらってるわけで(ベジタリアンとか威張ってたって同じ)、知能が高いから食うなとか言うのは欺瞞というほかなく、そういう意識高いと自認する人に限って何かにつけ差別を問題視するけどお前が差別だろう!という。

耶蘇教で言う原罪ってやつもそのあたりにあるんでしょうか。

その点屠畜場に獣魂碑建てたり漁場に鯨塚作ったりして供養する日本流の感謝の仕方はいかにもらしくゆかしいと思うんであります。


落語に「後生うなぎ」という噺がありまして、うなぎ屋で割かれようとするうなぎを物持ちのご隠居が毎日助けるという。

これなんか先ほどの件を皮肉ったものかもしれません。


日本人的ね。





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2025年3月14日金曜日

エゴイズムを告白する

実は家庭を持つまで納豆は卵と混ぜて食べるものだと思っておりました。

西(奈良)出身のお袋の食べ方だったからで、おそらく納豆苦手な関西人が新潟の人間と一緒になり食べられるようになるための方策ではなかったのかと。

結婚生活というのは一種の陣取り合戦でいかに自分が育った環境をそこに持ち込むかがポイントになり、とはいえあたくしにとっての納豆はかみさん(当時の 誰も聞いてない)の言うようにプレーンで食べてみたらその方が断然美味かったんであります。

なんといっても豆の味がダイレクトで旨みを感じまして、以来気まぐれでやる以外そのまんま食べておりました。


あたくし自分ではかなり利他的な人間だと思っておりますが納豆に関してだけは我ながらエゴイストなんであります。

自分が食う分にはいいのだけれど人が食うのは見るのが嫌、匂いも嫌、更に自分の場合でもお茶碗に付くのも嫌、口の周りに付くのなんざとんでもない!混ぜたお箸はティッシュで拭いてから食べ始めるという。

んじゃどうやって茶碗に付かないようにするかと言いますと、ご飯の端っこで茶碗の肌ギリギリのところに乗っけて周りをご飯で包むようにして素早くひとくちで口中に入れ茶碗を離脱咀嚼する、これを納豆ヒット&アウェイ戦法と呼んでおります。

なんでそこまで ( ;∀;)

でね


食べ終えたパックの残渣物が手とかに付くのも絶対嫌!

なんかあれよね

それまで文字通り一心同体であったくせに体外に放出された途端排泄物と呼び名が変わったものみたいね。


ごめん 納豆。







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2023年5月19日金曜日

三顧の礼で入店する

落語の中に出てくる噺で、人だかりがしているのを見て「中で何かやってるんですか?」と問えば「いや、分からないけどとりあえず並んでみたんです」という。
並んでる食べ物のお店が必ずしも美味しいのかというと、意外にこんなこともあったりして。

先日盟友の金ちゃんと蕨飲みをした最初のお店が結構なフロアに結構なお客にもかかわらず店員さん四人という状態で、こりゃ待ってもおつまみ出そうもないと近くのラーメン屋さんにショバ替えいたしました。
以前何度か行ったことのあるごく普通のお店なのですがそこも何人か待っており、陽気も良くなったし今夜は特に人が出てるのかしら?と。

日曜の仕事(普通に言ってますが普通ではない)はなるべく早めに終えるようにしており、帰宅後は午後の浅い時間帯を一番近いラーメン屋さんでちょい飲みして憂さ晴らししております。
これも先日気を変えて先ほどのお店に行ってみたところがまた二人待ってる?
基本的にものを並んで食うのは否としている身、いつものお店に舞い戻り。
次の週平日の夜遅くなったのでまたまた行ってみますとまたまた二人待ち!
なんじゃこりゃあ~ ( ;∀;)

こうなるともう意地であります。でも並ぶのは嫌!
昨夜三度行きますと誰もいない。やっと入れるわと自動ドアくぐったら「すいません、今一杯で!」
なんじゃこりゃあ~ ( ;∀;)

待ってはいるけど並んではいないと自分に言い聞かせつつ待つことしばし。
ようやく席に着き生ビール飲みつつおつまみ食べて〆はもやしそば。
う~む、普通に美味いけど、待って食うほどでもないけどなあ?

「でもお前だって待ってたじゃん」と、どこからともなく聞こえてきたことでございました。




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2022年11月16日水曜日

同じプレイを演じてみる

 もう少し時代が良かった頃は若い娘さんが盛んに海外旅行に行きまして、観光名所見ては「ほら!パンフレットの写真とおんなじ!」なんぞと喜んでおりましたそうで。

主客転倒ってな話ですがだからこそ広告やCMに高いお金払うわけで、どっかで見たというのは人の心を緩めるようであります。

おかげさまで弊社直売会でもそうでして「テレビで見た!」はやっぱ強いっすよね。


孤独のグルメの新シリーズが始まりまして、あれ見ては新商品のアイデア頂いております。

今回は岐阜のとんちゃんけいちゃんをパクって豚モツと鶏モモの味噌味を作ってみました。




でね

昨夜試食にあたりまして録画したやつ見ながら食べたんですがこれがなかなか良かったんであります。




途中五郎さんが生卵追加するシーン見てさっそく坊主が冷蔵庫から出して来ては「味噌味と卵って合うよな」なんてんで盛り上がりまして。





そういや昔スタンリィ・エリンの「特別料理」のラジオドラマ録音して聞きながら、毎晩のように缶詰のビーフシチュー夜食に食べてたら激太りしたなんてことがありましたっけ。

子どもか!


食う方じゃありませんが大人ビデオで、以前の自分の作品と同じプレイを素人さんと画面見ながらするというのがありました。

あれ良かったっす ( *´艸`)

何書いてんだ~ ( ;∀;)




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2022年11月7日月曜日

オンオフを切り替える

 おかげさまでご好評いただいております弊社ネットショップであります。

ゼロから立ち上げここまで育てた自負とやりがいを持っておりまして、ただ気が休まらないというのはなるべくお待たせしないよう素早い出荷を心がけるといつも何かに追われているような心持でございまして、特に金曜日にご注文いただくと土日挟んでしまうため週明け改めて作業しますとずいぶんとお待たせしたような気が。

だもんでどうしても土日も仕事してしまうわけですが、それが続くと何となく心が病んでまいりますようで。

やはりオンオフが必要ということで、昨日の日曜日はお休みして気分転換してまいりました。


年中くたびれているので遠出より近場と、都内清住庭園に行ってまいりました。









この日も快晴でいわゆる行楽日和。このところ横目で見ていたお日様もあたくしの為に輝いておりました。
その後隅田川沿いのビアテラスから深川方面を経て、ランチタイムぎりぎりに滑り込んだうなぎ屋さんでお昼。
なんだかんだで半日歩き通し、結局ずいぶんくたびれたという。
でもいいリフレッシュになりました。










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