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2024年4月22日月曜日

ボトルキープする

 週末は飯能にあるエルフ秘密基地名栗N部ベースにお邪魔してまいりました。

毎度ながら土曜半ドンで仕事して昼に出発、つつじの名所として名高い塩船観音軽油にて。


1800年前の創建という古刹は起伏に富んだ地形で、四分咲きと言えど登るほどに角度ごと景観の変わるつつじの美しさ。それはそれは見事なことでございました。

初夏の風が丘の上の観音様に吹き上がり、展望台を兼ねたそこからは佐山の町並みも望まれ爽やかなことこの上なし。

予備知識なく訪れたこともあり全く予想外の眼福でございました。


カーナビでN部ハウスを目指したのですがどっか曲がるとこを見逃し気づいたら軍畑大橋を渡っており、かつて毎週のように川下りに通った道を別な立場から見たような妙な感覚で、再度検索して走ったら本当にあっという間に名栗に着いておりました。

家から軍畑まで15分とは、この地を選んだN部君の慧眼改めて恐るべしと。


前回来た時中部のカヤック仲間が始めた美味しいコーヒーの通販教えてもらい自宅にサイフォン買い込んで楽しんでいるのですが、渋いサイフォンがより似合うのは山間のこの家であろうということもあり、もひとつ同じやつ買って置かせてもらえば来る度同じように楽しめるだろうと二か月早い誕生日プレゼントの名目で持ち込んだんであります。

サイフォンのボトルキープってやつね。


やっぱ似合う~ ( *´艸`)


その後やって来たみわミヴァご一家と共に川原に下り、カジカガエルの声であふれる中ゆるキャン△風焼肉をしつつゆったりとした夜を過ごしたんであります。

この日は聞こえなかったけどふくろう鳴く夜もあるといい、目の前の清流で思うままこんなひと時が持てるとは返す返すも外遊び好きにとっての理想郷と言えましょう。

あたくしの完敗でございます。(まだ言ってる)


翌朝ももちろんコーヒーたてて飲ませてもらい次回はホタル見ながらの一献を約して帰ったことでございました。

そういやコーヒーの野点ってのもありよね、リンちゃん ( *´艸`)


















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2024年3月12日火曜日

十代の思考を疑う

 卒業シーズンということでFMピピでもその手の曲がよく流れております。

直太朗「さくら」あたりは定番中の定番となっておりますがあたくしたち世代は「贈る言葉」海援隊でございまして。

こんなお古いところがかかるあたりもコミュニティ局っぽいといえましょうか。

この曲について懐古譚であります。


高一の秋あたりでありましたろうか友達四人でキャンプに出掛けました。

毎度のN部君、みっち部長(まだ部長になる前だけど)、ノリで向かったのは現在エルフの秘密基地である名栗ベースよりさらに奥、名郷というバス便のどん詰まりでありました。

はなっからキャンプ場という概念すらなく単なる川原にズック地の三角テントを立て明かりは灯油式の漏れ漏れハリケーンランプとろうそく、コンビニ出現のはるか前で食事はお袋の握ってくれたおにぎりをガスコンロで沸かした永谷園の納豆汁で雑炊にしたという。

誰か二人はギター持参でありまして、フォーク世代最後に引っかかった我々その頃ギターかじっておりましたがクソ重たいハードケース持って電車とバス乗り継いで行き先が川原ってのは実にどうも何考えてんだか?

で、当時大流行だった「贈る言葉」が出てくるんであります。


四人の中ではちょい毛色の変わっていたノリがお兄ちゃんと遊ぶ約束があると一日先に帰る言い出しまして、ならばバス停まで送っていく前にみんなでギター弾いて「贈る言葉」を歌おうってんで。

たかだか友達見送るのに卒業ソング歌ってしみじみするあたり、今も昔も思春期のガキの頭の中ってのはどうなってんだか意味不明 ( ;∀;)

バス停から戻ってみると秋の日はつるべ落としに落ちてキャンプ地あたりは真っ暗で、出かけに灯しておいたろうそくの灯ひとつだけがゆらゆらか細く照らしており不気味なことこの上なし。

思わず三人腕を組んでの帰還となりました。


最終日そろそろ帰ろうという頃になってあたくしの釣り竿に当たりが。

上げてみると何と清流の女王ヤマメではありませんか。

単なるビギナーズラックであったところがN部君の悔しがるまいことか。

それも無理からぬことでいっぱしの釣り師を自任する彼が糸を通すところから仕掛けまで作ってくれてる間あたしゃ沢蟹探して遊んでおりまして、そんじゃやってみなと言われて投げた竿にたまたまヒットしたわけで。

だいたい言われるまでそれがヤマメであり渓流釣りの憧れなんてことも全然知らなかったし。

閉口したことには意地になったN部君が自分も釣ろうと最終バスまでねばって竿振っており、あたくしとみっちは乗り遅れたらどうしようと戦々恐々まとめた荷物に座りながらそれを眺めていたことでございました。


しかし今思い出しても車でもないのにキャンプ道具や釣り道具にギターまで持ってどうやってあんな奥地まで行ったんだろう?

これも思春期の迷いでありましょうか? 意味不明 "(-""-)"









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2023年9月1日金曜日

エルをゆる化する

いい年をしたおっさんが流行りものに乗ろうとする(ほぼ乗れないけど)姿と同じく、実は自分は流行る前からやっていたと主張する姿、どとらもやれやれなんであります。
なんか周回遅れの一等賞みたいな ( ;∀;)
今頃?と思われましょうが先週から急に「ゆるキャン△」にハマりだしたあたくしの姿はまさにそれなんでして、リンちゃんきゃわゆ~い❤なんつってる一方、ふん!ソロキャンなんぞガキの頃からやってたわ!なんつってみたり。

泊りに来たお友達が帰った後、見ていたアニメに引き続き実写版がお勧めにあったため何気に見てみたら志摩リン役の福原遥ちゃんのあまりの美しさにおじさんポ~っとなっちまいまして、すっかりハマってしまいまして。
リンちゃん見ながら酒飲んでニコニコしてる姿もこれまたやれやれでありますが。

設定が冬場ということもありましょうがどこに行ってもほぼ他の客がいない中、あんな女の子が一人で泊まってたら危ないじゃん!第一真っ暗になってからのテント設営だの展望台でのお茶だの大の男でも怖くてできんわ、と、本筋と関係ないとこで心配するあたくし。

彼女らはどこからでも景色、食べ物などを携帯メールでやりとりしキャンプ場からの夜景を楽しみ、あえて生活を離れ自然の中に身を置くという構えたところの無さが「ゆる」なんでありましょう。
あたしらには夜景という概念は無かったっすよね~。
エルフで新潟の小国玉川下りに参加してキャンプした時なんぞ星見るじゃまだと言って、N部君と二人貸し切り状態のキャンプ場の電気消して歩いたくらいのもんで。

にしてもあの子たちの服装がまたモコモコで可愛い!
これからは我がアウトドアチームエルフのキャンプ通称エルキャンもああいうかっこでやろうと、会長N部君に提案してみようと思っております( *´艸`)









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2023年7月4日火曜日

完敗に乾杯する

例によってだいぶ前の話。

福山雅治さんが大河ドラマで坂本龍馬を演じると聞いた時あたくしが感じた意味の分からない敗北感は、男前はともかく作詞作曲出来て歌も上手くてくだけた語りもするし写真とか絵心もあって、その上我が憧れの(今はそうでもない)竜馬まで持ってくのかよ!と。
自分とは全く関わりない世界に対する妙な敵愾心ってありません?
無いか ( ;∀;)

これが密接に関わるものであってみればその比ではありません。

毎度登場する竹馬の友N部君が田舎暮らしに第二の人生をスタートして半年ほど過ぎまして、四季の便りをSNSに徒然アップするのを見ておりますと花鳥風月人間にとって本来の意味での豊かな暮らしぶりが感じられるんであります。
だってね、この季節に入ったら目の前の川にホタルですよ!

そもそもは中学生の時からキャンプだ釣りだ川下りだと一緒にやって来てあたくしも好きな道、それを日々に感じつつ先般お話した如く仕事にも得て、薪ストーブ、囲炉裏、しゃれた田舎家の三種の神器?、星空、清流、天の時と人の和、おまけにホタルですわ!
もう完敗としかいいようがありません。
いつまで張り合ってんだって話なんすけどね。

先週末N部ハウスでホタルを見る会が催され久しぶりにお会いする川の仲間に混ぜてもらってきまして、完敗に乾杯して飲んで騒いでかそけき光に癒されてと大変結構な時間を過ごしてまいりました。

楽しかったからまあいいや、負けは負けだけど。
いつまで言ってんだって ( *´艸`)









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2022年10月17日月曜日

恐怖を凌駕するものを知る

「山怪」という本をご存じでしょうか?

作家の田中康弘さんが元々はマタギに関する本を書くために取材した際、深山幽谷に分け入る彼ら山人から聞いた話の中に時折現れる不可思議な体験をまとめたもので、シリーズ三部作の累計売上280万部という隠れたベストセラーなんであります。

全て実際の体験談なのでそれぞれのプロットは長いものではなく怪談や民話に成り立つ前の素材といった感じが逆にリアルで、あたくし二巻目迄読んでおりますが謎の発光体や不思議な音に関する話など似たものも多いけど飽きないんでありますよ。
狐や狸に化かされた話も多く、そう聞くと日本昔話のようですがこれも体験として聞くと妙に生々しいと言いますか。

中にはもろにザッツ霊魂!というのがありこれまでで一番怖かったのは、山菜取りで夜中のうちに地元の人間しかカギ開けないと入れない林道で車中泊していたら胸苦しさで目覚め、気づくと真っ暗な木々の間に何十人という若い女性が立ってじっとこちらを見ている。中には車に手を置いてのぞき込んでいる人も。
それがみんな昔の女工さんの格好をしていたという、野麦峠の話であります。
でね

エルフ陸前高田ツアーの話書いたじゃないすか、あの初日の夜ね。
ガソリン切れギリギリでもうここらでキャンプするしかない!でも場所がない!って局面で、ひとりで車おりて脇道にランタン一つで分け入った時ふとその本の事を思い出したんですわ。
いつものあたくしならおっかなくってとてもいられなかったと思いますがそんなこと言ってられる状況ではなく、とにかく泊まれる場所見つけないとこのまま立ち往生となると怖さなんぞどっか行っちゃうもんですね。

後は飲んじゃえば怖いものなしという。
エルフ最強~ ( *´艸`)







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2022年10月11日火曜日

有言実行の男と旅ゆく・エルフ陸前高田ツアー 前編

今週のエルフは、という書き出しでブログを盛んに書いていたのは今からもう15年も前でしょうか。カヤックにはまり中学以来の竹馬の友N部君と立ち上げたチームエルフでそのコンセプトの基、毎週のように川下りとキャンプのツアーを主催し川に通っていた頃のことです。
あれから本当にいろいろなことがありそんな生活から遠ざかっておりましたが自家中毒のように仕事漬けのあたくしを心配した相棒がやや強引に誘ってくれまして、この週末出かけてまいりました。
というわけで

今週のエルフは東北を旅してまいりました。
疫病騒ぎで四年ぶりとなる陸前高田で気仙川をパックラフトで下り、出張バーベキューで仲良くなった方々をお訪ねしようという企画。
天気予報が良い方に転んだ土曜日、未明から週明け分の仕事を片付け早引けして自宅へ。
東北方面の時はN部君に拾ってもらうのを常としているため荷物の最終チェックをしつつ待っておりますと、行こうと決めた時から募ってきたわくわくがいやがうえにも高まりまして。
フィッティングだのテントだのマットだの、おまけに靴までこのツアーのために買い直したという。

三陸道がほぼ開通し短縮されたとはいえやはり七時間の道のりをあのころまだ四十代だった還暦の二人が自動運転の助けを借りて交代で運転し、高田のインターを降りる頃にはとっぷり日が暮れており、奇しくも開催されていた花火大会をチラ見しつつ川下りのスタート地点住田方面へと向かいました。




ここで相棒から衝撃の発言が!「ガソリンほとんど無いよ」
時間優先で飛ばし気味に来たため思いのほか燃料食ったようで、でもまだ七時だからと知ったスタンドに寄ると事務所の明かりを残し既にクローズ。
検索したらちょうどキャンプ予定地のすぐ前にもスタンドがありまして、省エネモードでおっかなびっくり先を急ぎました。
んが

地方の夜は早い。やってませ~ん!
おまけに予定地の公園は火気厳禁の立て札、さあどうしましょ?
こうなれば給油に来られるぎりぎりの場所にキャンプして朝を待つしかないと、気仙川沿いをあちこち物色しましたがどうにも見つからず、そうこうする間にも刻々と燃料は消費されていきます。
どう考えてもここが最後という山に入ったわき道を歩いて見に行きますと、畑?空地?ロケーションは良さげ、真っ暗で見えないけど。でもここしかない!

荷物降ろしてテント張って火を起こすと時間はすでに23時を回っております。
肉体的にも精神的にもクタクタで、適当に肉でも焼いてさっと食って飲んで早よ寝ましょうかというあたくしに「んじゃ串揚げの支度するからお前サンマ仕込んでくれ」と相棒。

マジっすか?!これから串揚げやるの~??

長い付き合いでこいつ自分曲げないとは知っておりましたがさすがにびっくりであります。
とか思ってる間にもエビ剥いてるし・・・・
分かりました!こうなりゃとことんやろう!
あたくしも大根剥いて持参したおろし器で鬼おろし作るやらサンマに塩して網に挟むやら。

とりあえずやけくそ気味に乾杯!












不思議なもので揚げたり焼いたり始めてみると段々のってきて、美味しく楽しくなってまいります。
最近キャンプブームだなんつっていろんな人が動画上げたりしてるけど、この状況すら楽しんでしまうエルフに敵う奴がいたら出てこいや~!と、初老のオヤジ二人どこだか分からない山の中で大いに気炎を上げたことでございました。
ああ面白かった ( *´艸`)

しかしほぼ五十年の付き合いの中、あたくしN部君を始めて本気で尊敬したんであります。

後編へ続く!


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