またもや大きな地震が起きてしまいました。
三十年の間に七割以上の確率で起きると言われる首都直下地震、他人事とは思えません。
まだ被害状況はほとんどつかめていないようですが、願わくば極力最小限に治まりますように。
熊本の方々にお見舞い申し上げます。
そんなわけであまりおちゃらけてもいられないかと小ネタであります。
商売を通じて世の変遷を感じる事のひとつに宅配のお弁当があります。
その昔はこの地域でも何件もの業者さんがしのぎを削っては営業の売り込みがよくあったもんで。
それを機に逆営業をかけ相対から始まった取引が広がり、一時は毎月5~6トンのお肉を切って納めておりました。
あたくしが取ったお客の中でも一番大きく、当時アップしたものを見てもひとりでウィンナー600キロ切ったとか豚バラ700キロ切ったとか我ながら涙ぐましい仕事ぶりでございました。
たった一軒の町のお弁当屋から関東近県に七つの工場を構えるほどの大企業に育て上げたカリスマ会長が急逝されても奥方である名物社長により盤石を貫き、あたくしも社長には個人的にずいぶん可愛がっていただきました。
しかし時代の流れは手軽で安価なコンビニ食や気分で届くウーバーイーツのような業態など多様性を進め、加えて配送費の高騰と人手不足により従来の宅配弁当市場は急速に縮小に向かっていったようなわけで、現在は弊社のお弁当もスタッフが配達ついでに取りに行っておりまして。
先日連絡いただいたところでは件の会社も前述の問題や後継者不在と施設の老朽化などによりこの八月をもって廃業することになったとのこと。
悲しいです。
先ほど書いた孤軍奮闘や大雪で配送業者のトラックが動かず夜通し走って直接工場へお届けしたことなど、三十過ぎてたけど青春の思い出と言ってもいい数々が思い起こされてまいります。
容器の回収も無くなって使い捨てのトレイに入ったお弁当は赤い輪ゴム二本で留められているため、毎日食べる人数×二本の輪ゴムが手元に残り、見るたびたとえこれが一円玉だったとしても長い間には結構な額になるだろうなあなんて思いを残しあと少しでお別れとなります。
寂しいです。
気分を変えて九月からは弁当男子(じじい)でもやりましょうか。
晩飯多めに作っておかずにしよっかなあ。
生姜焼きとかさ。
イベントみたいで楽しいかも? ( *´艸`)
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