既に見なくなって久しいテレビ版サザエさんで「タラちゃん善処します」という話がありました。
波平さんの仕事の電話かなんかを横で聞いてたタラちゃんが「善処」という言葉を覚え、家で使ったらすごいと褒められたのに公園で言ったら生意気だとタケオ君にいじめられてしまうという。
ガキのくせに聞きかじりで難しい言葉を振りまわっして失敗するという意味ではあたくしにも同様の経験がありまして。
確か小学三年生の頃給食当番でバケツに入ったシチューを三枝君と一緒に運んでいた時、手が滑ったんだか足がもつれたかして廊下にぶちまけてしまったんであります。
当然教室は大ブーイングでガキ大将格の雌田君から「どうすんだよ?!」と迫られました。
どうするったってどうしようもないわけで返答に窮したあげくどっかで聞いて覚えたばかりの「責任を取る」ってのを思い出し、「せ、責任はとるよ」と言ったはいいが「じゃあどうすんだよ!?」と畳みかけられては逃れるすべ無し。
半べそかきながら先生の指示で各教室を回って少しずつ分けてもらったっけなあ。
これとは逆に偉い人が優しい言葉で語っているのに意味不明で「だからどうすんだよ?!」と聞きたくなる場合もありますな。
「国民の皆さんに丁寧にご説明していきたい」
ってやつ。
やれやれ "(-""-)"
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