んで当日外科の担当医だったのが戸田中島病院。ここはその昔先代院長が、戸田の奇病と言われたスモン病を発見して名を馳せた当時の有名病院で、実は僕とは因縁浅からぬところ。
40年程前お袋が喘息で死にかけた時、先生から一方ならぬお世話になったんです。また同時期僕が生まれるにあたり、母体を取るか赤子を取るかの選択に迫られる中様々手を尽くしてくれたとか?ですから母子ともに無事だった時、院長思わず「奇跡の子じゃっ!」と叫んだとか?その割には大した大人にならなかった事を、お詫びしたいのですがね。
更に三つの年にヘルニアの手術を受けたのもここでした。そんな関係なので、姉貴が盲腸切ってもらう時に、大御所院長先生が出てきて担当医を驚かせたなんて事もありました。
それから幾星霜、またここでお世話になるってのも縁ですかね?
昨日事後処置してもらいに行きましたら、新たに別館が建っててご立派に!けど担当の先生やけに爺さまで、なんかプルプルしてね?「わしゃ出戻りでなぁ」なんてんで「あら先生お久しぶりぃ~」とかナースと挨拶交わすのはいいけど、消毒しながらはやめてよぉ~(^_^;)
外科医ってのはさばさばしてていいんですが、この人はちょい変わってる。
「う~ん、抜糸は一週間後。」
「前に抜糸した時痛かったんですけど・・」
「大丈夫じゃ!君のは糸でなくホッチキスみたいのじゃから、チョイチョイじゃよ。もっともわしのゴールドフィンガーにかかれば、抜糸なんざあっちゅう間よ、洒落言ってる間!シャアレイ・バッシー、ゴールドフィンガー、っつ~くらいなもんじゃっ!わっはっはっはぁ!」
「先生、そりゃシャーリー・バッシーでしょうがっ!」
ゴメン・・ちょっと盛った・・
昭和40年奉職との事ですから、まさに僕がヘルニア切った時期。「ふ~ん、あの頃よく子供やったからなぁ、君を切ったのもわしかもな~?感謝せいよ、わっはっはっは!」いや、僕は院長です・・。
そんなあたしの顔、どっかで見た事あると思ったら・・
ダース・モールでしたぁ(^◇^)!
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