詳しい事は忘れましたが、三国志のエピソードにあったと思います。劉備玄徳が新たに軍師を求めた時、本当にデキる人間は顕官の中ではなく野(一般世間?)にありと説かれ、やがて諸葛亮孔明を得て天下三分の計の下、雌伏して中原に覇を望んだという。称して「野に真人あり」間違ってたらゴメン!
今度の震災ではその後の対応が進まず、国の中枢のもたつきが露わになりましたがその一方、ボランティアや一般人の発案による素早い動きが見られました。
かつて経験した事のない問題の解決にあたっては、試験の難問を解ける頭脳よりも、全く新しい発想を生み出す柔軟さが必要とか?その好例といえたんじゃないでしょうか?好むこっちゃありませんが。
日頃お世話になりっぱなしのさとうみプロジェクトが、ついに南三陸こども夢牧場の建設に着手しました。以下代表日記より転載
遂に始動!!
震災後、さとうみとして活動を始めて丸々2年が経ちました。コミュニティ広場の再建から始まり、子供の遊び場設置、そして遂に「子ども夢牧場」の建設に取り掛かります!!タケダ薬品が公募していた「タケダいのちとくらし再生プログラム」に申請を出し、74団体の応募団体から採択された5団体に選ばれました!!本当に感謝感激です。「子ども夢牧場」は、羊の飼育をメインに、子ども達が安全に遊べる場所として、南三陸町歌津の自然を生かした観光牧場を目指してます。ここまで辿り着くまで1年半かかりました。牧場の視察、羊の飼育、ブランド羊肉の研究、土地の確保等々。沢山の方々にご教示、ご協力をいただきここまで来れました。本当に、ありがとうございます。
ここからが本当のスタートです。夢を諦めず、曲げず、南三陸町の復興を担う一兵卒としてメンバー一同コツコツ頑張っていきます。常日頃からご支援ご協力頂いている皆さん、今後とも応援宜しくお願いします!!
ここからが本当のスタートです。夢を諦めず、曲げず、南三陸町の復興を担う一兵卒としてメンバー一同コツコツ頑張っていきます。常日頃からご支援ご協力頂いている皆さん、今後とも応援宜しくお願いします!!
「タケダいのちとくらし再生プログラム」
例によって自慢しますと、ソルトブッシュラムの話をしたのは僕だった訳ですが、以来代表の金籐ちゃんから肉に関しての相談を受けてきました。その中でいろんな話を聞きましたが、用地の選定一つに関しても二転三転、人の世の難しさですな。時にはあらぬ誹謗中傷を受ける事もあり、何故そんなにまで苦労して人の為に?と見かねた事もありました。それでも彼らの「南三陸に子供の笑顔を取り戻す!」との固い信念が、時にバラバラな地元の人々の心を一つにしてここまで漕ぎつけたんでしょう。
金籐ちゃんはどこにこれほどの行動力が?と思わせるいたって穏やかな人物で(見た目は別(^_^;))、しかも目立つのが嫌い。事務局長のヒロミちゃんはしっかり者。解散してゆくボラ団体も多数ある中、たゆまず諦めず両輪となってメンバーを引っ張ってきたのです。とか言う程良くは知らない訳ですが・・。
時々お手伝いさせていただいてますが、カッコよく言うと僕らは風です。気ままに吹いて、その時は気持ち良くとも後には何も残せません。そして彼らは土。大地に根付いて後の世に大きな花を咲かせようという。上手い!
復興に関して特に官の部分で噴飯ものの話が多い中、彼らホントの一般人がここまでやってのけてんです!まさに野にある真人ではありませんかっ!さとうみ偉いっ!金籐・ヒロミ偉いっ!
この週末はワカメ羊の肉を地元に方に食べてもらうという事で、預かってる肉を切りました。
肉にだって目ってもんがあって、どう切ってもいいってもんじゃないのよお客さん!
こんな事しか出来ないけどずっと応援していくからね~!(既に腰が引けてるし・・)
さとうみ頑張れ~!(結局人事かいっ!)
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