シナリオを書き換える

現場でラジオを流していて、時折気になるＣＭがあるってな事を以前も書きました。
今引っ掛かってるのは、バイク買取バ〇ク王のドラマ仕立てのやつなんです。こんな感じ。
　

バックに静かな音楽～♪
　

「あなた、いよいよ定年ね。長い間お疲れ様！これからは自分の好きなように時間を使ってね。」

　「うん。実はバイクを大型に買い替えて、日本中旅して歩こうと思ってるんだよ。」

「いいじゃな～い！行ってらっしゃいよ。」

　「何言ってんだ！お前も一緒に行くんだよ！」

「えっ？」

　「ずっと仕事ばかりで、ろくに旅行も連れて行ってやれなくてゴメンな。これからは二人でいろんな所に行こう！」

※　少しの間の後、涙ぐんだ声になって
「もう！じゃあバ〇ク王で、早く買い替えてらっしゃいよ！」

どうすかこれ？いい話っちゃいい話だけど、そんな奴ぁいね～よっ！っと突っ込みたくなりません？
夫婦も長くなると、居て当たり前にはなるけど、敢えて一緒にいようとはなかなか思わないもんです。
確かにこの旦那のように、定年後は女房とのんびり旅行をとか考える人は多いようですが、それを素直に喜ぶかみさんなんざまずいないらしいっすよ！
では自らの経験も踏まえまして、※から下を添削したいと思います。

※　少しの間の後、怒気を含んだ声になって、やがて徐々に大声に
「もう！勝手な事言わないでよっ！旅行ならスポーツクラブのお友達と行く事になってるんだから！第一あんたのバイクの後ろ何で冗談じゃないわっ！汚れるし、雨降ったらど～すんのよっ！バイクだろ～が〇イブだろ～が、勝手に買いに行けばいいでしょっ！お昼は冷蔵庫に入ってるから、あとは洗って好きにやって頂戴！」
襖が荒々しく閉められる音・・夫のため息

ま、こんなとこじゃない？別に自分が破綻したからって僻んでる訳じゃないからね　(；一_一)

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