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2016年1月12日火曜日

食の変遷を見る

デビット・ボウイが亡くなりましたね。世界的に影響を与えた偉大なアーティストとは認識してますが、曲で知ってるのは「レッツ・ダンス」「チャイナガール」(英語で書けよっ!)くらいかな~?
ストーンズフリークなんだけどグラムロックはもひとつなじみ無くて。ミックと組んで歌った「ダンシン・イン・ザ・ストリート」(英語で書けっての!)も良かったなあ。
あとやっぱ「戦メリ」ですな。あたしゃあの映画、学生時代に土佐から京へ竜馬の足跡たどる一人旅の途中、萩で夜行列車待つ間見た記憶かありまして。半券アルバムに貼ってあったような。
そりゃいいんですが今朝のラジオで享年69歳だったことをとらえ「やはり伝説のロッカーですね、お亡くなりになるのもロック(69)でした!」なんつってました。
あの人イギリス人だろ?そのゴロ合わせって日本語しか通じね~じゃんっ!と、思わず未明の配送に走りながら一人ツッコミしてしまいました。

ご冥福をお祈りします。

世間の連休に背を向けてずっと仕事してましたが昨日くらいはちょっと早めと三時に上がり、ちょっとは楽しいこともしようと西川口の行きつけのお店に行きました。西川口つっても普通の飲食店だからね、と、いちいち断らなくてもいいんだけどさ。
駅の真ん前にある西安刀削麺の小さな店で、美味しい小皿料理とエスニックな串焼きでちょい飲みできるリーズナブルさもあってか、いつ行っても中国人のお客さんがいて空席ということがありません。そこに挟まれて飛び交う中国語の中で飲んでると、なんだか外国にいるような気分も味わえましてね。


いつものようにピータンと瓶ビールから初め羊串と紹興酒などやってますと、隣のカウンターでおにいちゃんが注文した山盛りの皿が目に入りまして。何だあれ?
横目で見てたら、あ~!あれが背骨の煮込みかあ!メニューに載ってるの見落としてた!
何時の頃からか豚の背骨というのが売れるようになり、スープ作るんだとばかり思ってたらそういう料理があるんだと聞いてはいました。でもまだ食ったことない、食ってみようっ!
豚に限らず骨にくっついた肉をこそげ取りながら食べるのは美味いですよね。スペアリブなどその代表選手でしょう。手と口がベタベタになるという難点がありますが。
その点あたくし自分で捌いてましたからどこの骨がどう付いてるか承知しており、関節外すのも上手いもんです。だから汚さず食べられるのよん。なかなか結構でした。




けどあれね。肉屋になって最初の方で習ったのはいかに骨に肉を残さず脱骨するかってことで、肉の値段で売れるものが骨に残ればガラの値段になっちまう訳ですからな。
それを今ではお客さんからはなるべく肉の多い背骨くれなんて注文されるんだから、食は時代につれとはいいながら妙なもんであります。ま、いまだあたくし骨抜きにされてるというのはまた別の話ね。
誰も聞いてね~よ、そんな話っ!






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