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2014年6月11日水曜日

道に落ちる

道楽とは道に楽しむと書きますが、あまり凝り過ぎると道に落ちるということになりかねません、ってのは落語「野ざらし」のマクラの一節。先代の金馬は夜釣りに行って汽車に轢かれ、足を切る羽目になったので「あたくしの釣りなんざ落ちた方ですな」と続きました。
同じく釣りに凝り過ぎると、往来しててご婦人が魚に見えるってんで。器量のいいご婦人を見ては「ありゃ鯛だな」不器量な方には「雷魚かしら?」なんてんで。ことほど左様に好きな道によって、物事の見方が変わったりいたします。
カヤッカー仲間で常に話題に上るのはってえと、これは川の水量なんでありまして「今日は何トン?」なんて、一般の方には何のことやらさっぱり分からん事を話してますな。雪解けの増水の時期になるってえと、普段は水量少なくて下れない川に行かれるってんでえらい騒ぎ!二言目には「水多かった?」これはもう落ちた方であります。

先日相棒と陸高にバーベキューに行った帰路、南三陸のさとうみ牧場を尋ねまして。カヤックイベントでおなじみ、歌津の海を見た時奴が「おお、今日は水が少ないなぁ!」 友よ。普通の人はそれを干潮と呼ぶんだぜ(^_^;)


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