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2014年1月28日火曜日

Say You, Say Me を思う

永井一郎急逝!びっくりしたぁ~!
言わずと知れた磯野波平の声で、恐らく日本中で知らない人はいないんじゃないでしょうか?
ベテラン女優の立ち位置を表すのに日本のお母さんなんて間抜けな表現がありますが、その伝でいけば日本のお父さんっつ~とこっすか?バイプレーヤーとしての存在感では群を抜いたものがあり、ハリポタのダンブルドア、ど根性の町田先生など役どころは枚挙にいとまがありませんが、僕的にはルパン三世カリオストロの城のジョドーが思い出深いですね~。

いつの頃からか声優という仕事がクローズアップされるようになりました。若い子がベテランにどうやったらなれるのか?という質問をよくしてますが、必ず答えるのが「先ず役者として一流になりなさい」という事のようです。声の仕事というのはあくまでも副産物であり、沢山の役柄を演じる事を通じて結果ついてくるものだと。人前は苦手でも、逆にだからこそ声だけの演技に憧れるとかいう安易な志向への警鐘とも取れます。営業すっ飛ばして人事部に入りたいみたいな?

かつてニッチであった物がいつの間にか主役に祭り上げられる。何かに似てると思ったら、B級グルメ!あれって特定の地域で食されてたものに光を当てようってんで始まった筈が、今やそれに合わせて新たに創作しようって事になっちゃってますよね?
洋画や海外ドラマの声はテレビで放送する為に吹替えされたのがそもそもで、アニメも含め言わば影の仕事。映画に関して言えば、あくまでも字幕で見るのが本筋とされていて、劇場で吹替え版が上映されるなんざかつては考えられなかったですもんね(佐賀弁)今やタレントが声やってるのを宣伝する時代。まさに隔世の感ですわ~。
深夜や昼の時間のなんちゃら洋画劇場とかでやってた、あまり聞いた事のない映画は、あれはあれで楽しかったけどさ。そういやあれもB級映画かぁ。似てるっちゃ似てる訳ね。

サザエさん初回放送は昭和44年?走り続けた大御所に敬意を表しまして、久々今日の川柳です。

 波平か(たいらいか) 長い一路の 磯の果て

合掌

 

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