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2011年8月20日土曜日

タンザニアのハーモニカ

チャイルドスポンサーシップというのがあります。
NPOワールドビジョンが途上国の子供たちの為にその地域を自立させることを目的に行っている世界的支援活動で、「ペットボトル一本で救える命」の広告はあちこちで目にします。
毎月4,500円の定期引き落としが寄付金になります。
方法論として上手いと思うのはスポンサーになる人ごとに一人ずつ子供を紹介され受け持つ形をとっている事で、責任感がいや増すところ。誕生日間近になるとバースデーカードを出したり返事が来たりします。
三年前から参加してますが、タンザニアのサイード・ムウィンジェマという男の子が僕の担当。そろそろ誕生日です。事務局の用意する封筒に入るごく小さなものならプレゼントできるので、去年に続き今年もミニハーモニカを送ります。
昔から自分はラッキーな人間だと思ってた僕はいつか何かにお返しをしなきゃならないという後ろめたさを感じてましたが、カヤックと出会った時にその時が来たと思いました。心底好きと思えるものを生涯に持てた幸運へのお返し、ちょうど景気が持ち直して懐も余裕できたし(まさか三年後こんなひどい状況になろうとは・・)要するに困ってる人がいる一方で遊んでる自分への免罪符でいたって不純な動機です。第一こうしてブログに書くこと自体善行をアピールしている訳です・・いかん、自虐ネタっぽくなってきた・・

難しい話は性にあわないので止めっ!
ムウィンジェマ君が遥なアフリカの地でハーモニカ吹いてるところを想像するだけで何か楽しい。
願わくば彼に才能があってトゥーツ・シールマンスの様なハープ奏者にならんことを。

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