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2016年6月8日水曜日

偉大な死と肥大な私を想う

モハメド・アリ亡くなりましたね~。ちょっと前このブログに彼のことを書いたばかりなので偶然の符号とはいえ、なんだか因縁を感じてしまうのはいろんな意味で史上最高のチャンピオンに対し実にどうも厚かましい限りなんでありますが。ご参考までにこちら良かったら見てね。
http://nikkotikusan-nikkotikusan.blogspot.jp/2016/03/blog-post_30.html

元のカシアス・クレイという名前を奴隷時代のものとしてアリに改めたことに始まり人種差別に反抗し続けた生涯は、単にスポーツ選手にとどまらず世界に影響を与えたまさにあだ名の通り偉大なるビッグマウスでした。
彼が出て後重量級のタイトルマッチは多額の金が動くビッグビジネスとなりました。ファイトマネーで揉めるなど強欲と映る選手も出ましたが、スポーツであれ音楽であれ試合や作品は作り出す本人の人格とは関係なく人を感動させるもので、それは強烈な個性があってこそ上に立てるとすれば無理からぬことなのかもしれません。
ただね。それが政治であってみればどうでしょう。
最も小さき声をすくい上げてご政道に生かす。それには己の身をも小さきものに合わていなければならず、上に行くほどそうあってしかるべきだと思います。下から見てる時にはいかにも理にかなったご託宣ばりに語っていても、上に立つと全部忘れたかの如く振る舞う。人の金と自分のと区別がつかない。講演会に呼ばれればグリーン券送らせて議員はタダだからってんで換金しちゃう。もっとくれのそれでいてセコい強欲には腹立たしいよりただひたすら悲しいです。
みんな言わなくても分かってるように違法だとかそうでないかなんて話じゃなくダメなんだって!
己の矜持に生き抜いたチャンプの死を悼みつつ今日の似ている川流です。

 もとクレイ ビッグマウスの 死が悲し と もっとくれ ビップ舛添? 資格無し! は似ている。










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