Pages

2016年6月15日水曜日

悲しみの引き算する

先日BS放送で「GIジェーン」という映画をやってました。「ゴースト・ニューヨークの幻」で紅涙を絞ったデミ・ムーアが坊主頭になったことでも公開当時話題を呼んだと記憶しております。
途中から見たのできっかけは分かりませんがどうやら女性上院議員の人気取りのために、アメリカ海軍の訓練兵でめちゃめちゃゴツい野郎ばかりの特殊部隊予備校?に入隊したただ一人の女性がデミ。
これがもう殴る蹴るは日常茶飯事のような常軌を逸した恐ろしい訓練の毎日で、最初はもちろん女として好奇の対象に、それに慣れてくると足を引っ張る虚弱者として周りから全く受け入れられません。
それを努力と根性で跳ね返し次第に認められていき、上のゴタゴタで除籍されそうになった時を直談判で乗り切って戻ってからは仲間の一員として信頼を勝ち得ます。やがて卒業前の最終訓練へ。あれえ?この展開どっかで見たような?もしかして・・・。
そうなんです。現場の中東に向かう途中緊急任務が入り突然実戦となりましてデミ大活躍の末に任務を果たし迎えのヘリに乗って凱旋、一番虐められた古参軍曹を救出し卒業式にその手からバッジもらって帽子投げるという。これってさあ、「トップガン」とか「愛と青春の旅立ち」ごちゃ混ぜにしてね?ハリウッド映画あるあるだなあ (-_-)

努力、友情、仲間、そりゃいいんですが戦闘シーンでバンバン撃ちまくって殺すリビア兵は一顧だにされず、これは例えば怪獣映画で壊された建物の下に人がいるかもしれないってな話とは全く違いますわな。
かの国で最悪の乱射事件が起きて沢山の人が殺されてしまいました。おなじみ全米ライフル協会によれば銃が人を殺すのではなく人が人を殺すのだと。
でもさ。銃を持った人が人を殺すってことはさ。

 銃を持った人 - 銃 = 人 

だと思うけどなあ・・・( ;∀;)








0 件のコメント:

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...