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2016年6月29日水曜日

勝手に出して後始末する

国民投票で離脱決めた直後からネット検索でEUについて調べ始めた英国民が激増したそうです。
なんだかよく分からないけど勢いで離脱に投票して、決まっちゃってからびっくりしてやばくね?なんてんで。英語も話せないあたくしなんざ漠然とイギリス人って頭よさそうなんて子供みたいなこと思ってましたが、付和雷同する軽々しい人間に洋の東西は関わりないようですな。
自分から離れて後悔する。よく分かるなあその気持ち・・・あ~あ、やっぱ帰ろうかしら (-_-)

さて、勝手に出題してる完全なる自己満足なお絵かき名場面落語クイズ。三回目の回答編です。

人情話の名作「子別れ」。うなぎ屋の二階で倅の亀ちゃんにご馳走してるところへ元のかみさんが現れ、復縁を切り出しかねてやたらキセルをふかす熊さんのシーンですね。ねって言われても困るか?

黒門町、桂文楽の十八番「寝床」。義太夫語ってる途中、御簾をめくって客席を見たら無理やり集められた長屋の衆がみんな寝ちまってるのに気づき癇癪を起す旦那。おそらく明治の噺ですがよく分からないのでちょんまげではなくしてみました。


歯切れの良い江戸弁の啖呵が小気味いい「大工調べ」。意地の悪い大家の悪口にブチ切れた棟梁のシーン。志ん朝の名調子が聞きたくなりますな~。

これはちょいと勘違いしておりましてご指摘いただきました「唐茄子屋政談」。勘当された若旦那の徳が棒手振り商売に出た先で親切な江戸っ子に唐茄子を売ってもらい、吉原田んぼで一人売り声の練習をするシーン。河原でやったと思い違いしており、更にこの時唐茄子は二つに減っていたんですわ。ぐみんなたい。


こちらは前・中・後と演じ分けられることの多い噺。前編は「よかちょろ」中編は「山崎屋」。無事嫁入りした花魁と大旦那が語り合う後編はめったにかからないようです。やっと帰ってきた若旦那と番頭のやり取りを奥で聞いて業を煮やしたおやじが怒鳴って呼びつけるシーン。


志ん生が古い覚書から作り込んで名作に仕上げたという「黄金餅」。西念の早桶を担いで下谷の山崎町から麻布絶口釜無村の木蓮寺まで歩いてきた長屋の連中がくたびれ果てているシーン。その道中を延々語る口跡がまた妙!
 
今回はこんなもんです。落語に興味の無い方には全然面白くなかったかもしれません。もしかすると知ってても面白くなかったかしらん?まだまだ続く~! (^-^)
 





 

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