子どもが初めて歌い出した頃の歌というものはたどたどしさも可愛らしく、幼稚園くらいになると音程も取れるし親の前でもまだ歌ってくれて、後々思い出すにつけ心がじんわり暖かくなるものです。
あたくしにとって二人の坊主の「おまるの歌」と「茶摘み」がそれなんですが、あたしが小学生の頃親父が酔っては「線路は続くよ」歌ってくれとか言ってた時期がありまして、今になってみると何かそんな思い出のある歌だったんだろうなあと懐かしく思われます。あ、まだ生きてるんだ (^_^;)
土曜日直売会終えて帰宅してから上の坊主の誕生日ということで蕨の街に繰り出しました。早いもので今年25歳。何が食べたいか聞いたら以前は寿司か焼肉だったものを、食物の美味い居酒屋がいいなんてね。大人?(^O^)
二つほど当てが外れて後たどり着いたのが西口の炉端焼き。初めて三人揃って口開けは生!大人?なんか嬉しい〜!
久々にあれこれ話も弾みまして、しなくてもいい苦労かけるようなダメな父親ですがありがたいこってございます(T_T)
宴はねて、いつもなら二人でTSUTAYA寄ってくから先帰っててとなるのにこの夜はカラオケ行こうということになりまして、三人で行くのは初めて。これまた嬉しい〜〜(T_T)
バンドのライブで聴いてますから上のがそこそこ上手いのは知ってましたが、下の坊主もいつの間にやら音程しっかり取れて高音も伸びまして親の欲目でなくなかなかのもんで。
つい先日ユウセンでこいつが小さい頃よく歌ってた曲聴いて、当時を思い出して涙腺ウルウルきてたので見事変貌した姿に更に泣きそうになっちまいました (T_T) 背も毛も負けても歌だけはまだまだ負けないつもりでいたんですけどね。
しかしあれだね。キャッチボールで息子の球取れなくなるのと同じでかつて教え込んだもので抜かれる瞬間ってのが父親の醍醐味と言いましょうか、それだけ濃密な時間を共有した余禄なのかもしれませんね。
3時まで歌うという彼らを残し一人家路をたどりながら、吹き抜ける夜更けの風にこれまで感じたことの無いある種の満足感と、同時にまた寂寥感で胸が一杯になったんであります。
こいつらがいてくれて良かった!あたしの生きた証です!父ちゃん母ちゃんじっちゃんばあちゃん、みんなみんなホントにありがとうお~ (ToT)/
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