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2016年3月14日月曜日

神々の山稜する 第一回乗鞍

この土日はエルフ山岳部合宿(うそ)という事で二日間フルに遊び呆けてまいりました。とてつもなく楽しく内容濃かったのでいくつかにぶった切ってご報告。別に要らない?ま、そう言わずにお付き合いを願っておきます。

ここ二年ばかりのうちにすっかりバックカントリースキーにハマった相棒OWLに引きずられるようにこの道に踏み込んだあたくしも、今ではすっかりその楽しさに魅了されてしまいました。
とはいえ相変わらず休めるんだか休めないんだか分からぬ生活につき、必要最低限の装備だけ手に入れて奴のけつにくっついて行くだけなんすけどね。
今回は栂池スキー場のゴンドラとロープウェイを乗り継いで天狗原から乗鞍山頂を目指そうという、BCの世界では王道と呼ばれる人気のコースだそうです。
自宅三時発、OWL家を経てやまちゃん家へ、更埴ICからは下道でやまちゃん夫人のご実家など見学しつつ白馬村へと入ってまいりますと軽井沢あたりで降っていた雨も上がり、カーブ曲がって北アルプスがフロントガラスに広がると思わず歓声!




何十年かぶりの雪不足とはいえ青空に白く輝く峰々はそれだけで気持ちを昂らせます。セブンでテルモス(昔の山屋の呼び方)にお湯もらって、さ、行こうかあ~!

山頂ロープウェイはこの日が今シーズンのこけら落としとのことで、同じようにツアー装備の人たちが並んでおりました。入山届とチケット販売がセットなのでなかなか進みませんが、一般スキーヤーの列は別窓口でもっとずっと長い。買っちゃえば並ぶこともなくそのままゴンドラに乗れるのでこっちの方がお得感であります。
白馬、八方、栂池など信州のメジャーなスキー場に来るのも初体験のあたくし、ゴンドラから間近に見る大雪渓や岩稜も露わな高山の姿にすっかり興奮状態で頭の中は原作夢中で読んだ公開間近の映画「神々の山稜」の世界になっちまったんであります。


山頂駅でシール貼っていざ行かん。広々とした斜面を一時間ほどで天狗原へ。更に進んで乗鞍の肩。段々に斜度も増して息も上がってまいります。




やまちゃんによるとOWLのルートはスノーシューのトレイルで直登に近く、足の負担が大きいとか。そのうち言わんこっちゃない、奴の両モモがつっちまいまして。
一歩一歩身体を引き上げるように登る、これが8,000メートルの世界なのです。う~ん、なんて夢獏良獏なんだ!勝手に浸ってますが。

 

更に一時間半ほどで山頂直下の祠に出ましてそこから山頂へは平原っぽく雪もまばら、壺足で行ってみました。三角点?で記念写真。やったあ~!やっぱ登る切ると達成感あるなあ ('◇')



シール外して下りは滑降。しかし風はさほど無いもののガスがかかって、どうかすると上下が分からないくらいに視界が効かなくなってしまいました。雪もいいのに惜しいなあ (;_;)
とはいえガスの隙をついてターン決めれば舞い散る雪と風を切る手練の飛躍、きんもちいい~!
何事であれ十全という訳にはいかないもんですしね、これはこれで及第点でしょう。

天狗原でお昼にしましてテルモスの餅入り酸辣湯。あったまるわあ、前回これ忘れちゃったけどやっぱいいよね。


何も無い雪原でこうして飲み食いするのがまたこの遊びの溜まらなく楽しい一場面、寒いけど楽しい~!

山頂駅からはゲレンデに戻りまして、OWLの足を庇いつつゆるゆると麓まで下りました。やまちゃんの案内で直接車の場所まで滑って戻れるのも嬉しいですね。
近くに宿泊が取れなかったのでそこから野沢温泉まで移動し、ランナーさん御用達の定宿もりさんへ向かいました。夜着くよういちと合流して温泉街へ繰り出し野沢オヤジナイトを楽しもうという。
第二回に続く。

 
 

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