江戸てえところは大変に火事早かったところだそうで、中でも明暦の大火の時は江戸中そっくり灰になっちまいこれを一名振袖家事と申しまして怪談や因縁話になっております。そっくりと聞きますとびっくりいたしますが今の東京都よりはずいぶん小さくて、当時の地図に朱色の線で囲ったところを朱引きと言いこれがいわゆるご府内という。
今の東大の場所が加賀様のお屋敷で門前にその頃小間物屋で兼安てえのがありまして、そこまでが江戸。「本郷も 兼安までは 江戸のうち」なんて歌が残っております。
火事で焼けた神社仏閣を立て直すのに寺社奉行が考えたのが富くじ、今の宝くじの元祖ですな。一分の金で千両当たるてんで大変に流行りましたそうで中には自分の商売そっちのけで富に凝る、どうかすると悪い事して金かき集めては買うなんて奴まで出る始末で、ほどなく禁止されたそうですがまたしばらくすると始まったりなんかする繰り返しだったようです。
噺の方でも「富久」「高津の富」「御慶」などたくさんあり、当時の流行のほどが偲ばれます。
さて、「待つのが祭り」というように宝くじも抽選までに当たったら何に使おうかと考えてる内が一番楽しいようで、ダチのマコトなんぞも毎回買ってはソワソワしております。
先日ラジオで面白い商売を知りました。
「開運☆当り隊」はジャンボ宝くじの買い付け代行サービスで、全国数か所にある大当たりが良く出る売り場の中からお客が選んだ場所で選んだ吉日に買い付け、その筋?で霊験あらたかとされる鳥取の金持神社で当選祈願を済ませた上でおみやげとともに送ってくれるという。面白くないすかこれ?
http://www.takarakuji-ataritai.com/
価格も30枚セットで2,000円とお手頃。自分で足運ばなきゃなんてゲン担ぎもありましょうが、全国から申し込みがあって大量買い付けしたうちの一枚ならなんだか確率高いような気がします。人に頼んで神頼み?買ってみましたよあたしも~!
西銀座チャンスセンター一番窓口大安吉日!証明写真と金持神社の開運お守りとポシェット付。これだけやって2,000円って安くね?あはははははははは (^O^)
抽選結果は即日メールで知らせてくれるという念の入り様。さてどうなりますことやら・・・。お楽しみに~!って、当たったら絶対書きませんけどね。良く言うあれだよ。会社辞めていなくなるの。俺が辞めてど~すんだあっ! (^_^;)
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