度重なる脱臼を筋肉の鎧をまとう事で克服し、昇進当時のギラギラ感も円熟味を加えていくにつれ人格に昇華させた大横綱でございました。謹んでご冥福をお祈りします。
さて昨日は相撲ではありませんが和の世界を味わってまいりました。
子ども食堂主宰の千葉ねえさんが二つ目の頃から応援してきた何人かの若手落語家のうちの一人、立川佐平治の真打披露落語会が浅草公会堂でありましてご相伴にあずかりました。
さすが谷町だけに前から六列目という良いお席!立ち合いの師匠連も生志、談春、志の輔といった当代の人気者ぞろいとあってか1100人満席の賑わいでありました。
口上では兄弟子たちから左談次師匠の下に六年通っても弟子入りを許されず、その理由が大嫌いな刺し身を差し入れたことだったという嘘かホントかわからない裏話が出るなど立川流らしく型にはまらない楽しい席でした。
なんですか芸人も一流大卒が条件のような妙な時代にあって佐平治は高校中退後バイトで食いつなぎながら入門まで六年、下積みを通し寄席に定席を持たない立川一門ならではの苦労も多く43歳でようやく真を打ったという。大物続きの高座のとりはさぞかし緊張したでしょうが初下し「紺屋高尾」、ちょい間延びしたけど無事に勤めておりました。ねえさん泣いてた? (+o+)
後援者とあってねえさんたちは落語会の後師匠連と一緒に飲むことも珍しくないというので、メール入るかもとちょい飲みしつつ待ちました。だって!談春や志の輔と飲めるなんてあなた!夢のようじゃあ~りませんが!
残念ながら連絡は無く名残惜しく帰路についたんであります。ちょいと大物が揃い過ぎたのかもね。いばさくを羨ましがれせそこないましたわ~ (^^;-
しかし毎度のことながら新たな人との関わりでまた新しい世界が広がる。人生ってやっぱお互い様だね~。ねえさんありがんしたっ!
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