この土日訳あって旅に出てまいりました。古の王城の地京都へ。
朝方ひんやりしていた東京から乗車早々ビア&お弁の新幹線で京都駅へ。降り立ちますとお日様かんかんであっついの!30度?この夏はラニーニャで猛暑が予想されています、早くもこんなかね ( ;∀;) ただまだまだ日陰は涼しくて爽やかでありました。
超メジャーなとこは行き尽くした感がありかといって穴場知ってるほど詳しくはなし、少し足を伸ばして太原は三千院へと向かいました。歌の文句にありますな ♫ 恋~に疲れた女~がひとり~ ♫
だから何だって話だけど。
ここもまた紅葉の名所で名高いところですが今の時期青もみじもまた素晴らしいそうで、まばゆい初夏の日を透かし見る木々の葉と苔に覆われたお庭にこぼれる光がまことに美しゅうございました。
こういったいわゆる雅のある在り様ってのは修学旅行で来る年ごろには決して分からんもんですわね。何時間でも見ていたい気持ちでした。
しか~し!この後がメインなんであります。門前の茶店でおだんごかじりつつビール飲んで一休み、時間調整いたしました。
そして向かうは貴船の川床!一度体験してみたかったんだ~!
奥社に詣でた後川床料理の名店右源太へ。トップシーズン前とあって運よく予約が取れまして。
夜の部では軽く一万越えますところランチなので約七掛けほど。11時半からの部は満席だったので14時から。この方が実は空いておりまして伸び伸び食べられます。
川面に渡した葦簀の料亭。涼を呼ぶ流れの音も日ごろ聞きなれたカヤックからの響きとは一味違います。生ビールに続き酒どころ京の冷酒などいただきつつ箸を運べば瀬音もゆかしき酔い心地、う~ん生きててよかった~!
遅めのお昼をゆったりいただき宿に戻りますと暮れなずむ空にかかる月。あ、今夜満月かっ!
その昔藤原道長(だっけ?)は同じ月を見て例の歌を詠んだという。道半ばとはいえあたくしには欠けたる事だらけのこの世ですが、こうして時には浮世離れした楽しみを味わう自由があります。良かった良かった!別にやけくそじゃないも~ん (;_;)
一夜明ければ翌日もまた晴天なり。
京に来たからにはやはり竜馬の事績にも触れなくてはなりません。この日は初体験の二条城に行ってみることに。京都の歴史の中では比較的新しい部類に入る場所とはいえ、壮大で壮麗なその姿に圧倒されました。
特に二の丸御殿の障壁画は同じ絵を志すものとして(誰がだよ?)圧巻です。けどあんなのに囲まれてたら疲れるだろうなあ ((+_+))
んでやっぱあたくしの最大の見どころは大政奉還の場となった奥書院。なんかね。感無量・・・。
一時間かけて見ましてお次は蛤御門。幕末史上の大事件蛤御門の変の現場です。当時の弾痕がしっかり残ってまして。なんかね。感無量・・・。
続いては竜馬が下宿していた材木商酢屋。今に至るも変わらず家業は続いており、池田屋も近江屋も無くなった中で唯一当時のままお場所で往時をしのばせてくれるありがたい存在です。天井の梁もその頃のまま。なんかね。感無量・・・。
最後は食い気。錦市場で歩きながらの飲み食い。楽しいんだこれが~!
京野菜を仕入れましてこの旅もそろそろ終わり。再び飲みつつ上り電車に揺られたんであります。
まだ日のあるうちに帰り着くとこちらも暑くってね。さっぱり系ばかり食べてきたので冷凍の鶏肉解凍して焼き、買ってきた京野菜で料理していただきました。
最後まで美味しゅうございました。カヤックやスキーで野山巡り歩くのも最高ですがこんな旅もやっぱ最高です!次はどこ行こうか?あははははは、誰に聞いてんだよ? (^^;
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