ネズミが増えすぎて困っていたハメルーンの町に、ふらりと現れた一人の男。報酬と引き換えに退治してくれるという。ものは試しと頼んでみると、笛を吹きだしました。その音色に誘われるように町中のネズミが男の周りに集まると、後ろに従えて笛を吹き吹きどこかへ行ってしまい、戻ってきたときには一匹残らず消えていました。
ところが町の人々は、報酬の約束などした覚えがないとしらばっくれてしまいます。怒った男は捨て台詞を吐いて立ち去ります。後日戻ってきた男が笛を吹くと、今度は町中の子供たちが集まり、男の後について町を出て行ってしまいます。そして男も子供たちも、二度と再び帰ってくることはなかったのです。
僕の読んだ絵本では、子供たちはみな奴隷のように働かされており、男が連れて行ったのは楽しい夢の国のようなところだったとハッピーエンドになってました。
しかしその後別の本で読んだところによると、この話は実際にあったある事件をモチーフにしたものらしいですね。いくつか仮説が挙げられていましたが、強く印象に残ったのは、祭りの晩に山の上の祠に灯を納めに行った子供たちが、帰り道足を滑らせて崖から落ちて亡くなったという説。
いずれにせよどこか不気味な雰囲気のある不思議な話ですよね。
さて、長い前段になりましたが、建国記念の日だった昨日も仕事しまして。夕方までかかってしまったので、どうせ今日も来るからとそのまま泊り、気散じに一人クラパイしました。
近頃お気に入りのイワシの丸干しと、脂付きシマ腸があったのでごま油とかば焼きのタレを絡めて焼きました。毎度申しますように、新鮮なシマ腸が冷蔵庫開けると出てくるなんざまさに肉屋でなければありえないこってすな。
お馴染みエシャロットに、芥子菜漬けもいただきました。
んで何でこのタイトルかと言いますと、お腹一杯になったところで気持ち良く歌ってたら、目の前にネズミがちょろちょろ出てきたからなんであります。なんせ野中の一軒家なもので、芝生の穴倉に野ネズミが住んでおりまして。おそらく家ネズミの一種なんでしょうが、ドブネズミと違いかわいらしいですわ。ミッキーマウスのモデルになったやつですもんね(佐賀弁) そいつがまるであたしの歌に誘われるかのように現れたので、この話を思い出しました。ま、びっくりして追っ払いましたけどね。やっぱ気持ち悪いもん。
では笛吹き男ならぬほら吹き男の今週の一曲。さだまさしの名曲「道化師のソネット」 そういや伝説の笛吹き男って、道化師みたいなかっこしてたらしいっすね。
歌に惹かれて女性が集まってこないかしら?おほほほほほほ(^O^)
誰よ、はめるんなら吹くんじゃなく吸うんだろなんて言ってるのは?あ、マコトかあ(^_^;)
0 件のコメント:
コメントを投稿