大井川ブルー！

週末相棒OWLと主催するカヤックチームエルフのツアーで大井川に行って来ました。
仲間向けに書いた日記をそのまま転用するので分かりづらいかもしれませんが・・

土日はエルフ桜と大井川ブルーツアーに行って来ました。
去年半年間の休業を経てカヤック復帰した思い出深い川です。
大井川ブルーと呼ばれる美しい水が、その時は大雨の増水でブラウンだったのでリベンジも込めまして。前回水質を除けば好天の中山並みに囲まれた川相は素晴らしく、今回初日は七曲がりと呼ばれる更に下流の区間にしました。
このところ超多忙なOWLが寝坊して、ヒィヒィ言いつつ僕の家から集合場所に突っ走りました。スタート・ゴール地点の確認も車中マッキーにメールで教えてもらうという泥縄ぶり。皆さん遅れてぐみんなたい。
初日メンバーはお久しぶり多摩川ランナーさん、飛騨の匠マユミちゃん、二週連続ミヴァ・ミワちゃん、そして仕事中毒患者シェフたつや、おっといけない忘れず小夏。

くわのき親水公園から道の駅川根温泉までのコースは大井川らしく大きく蛇行し、下る距離の割に回送がやたら短いというお得なコースです。生憎の雨模様でしたが、遠山にたなびく雲や水面をよぎる川霧が幽玄な雰囲気を醸し出し、時折現れる桜の花が目に鮮やかでした。曲がる度新たな景色が現れる様はまさに七曲がり。のんびり素敵な川旅でした。
ゴール後はそのまま温泉。川根温泉は僕好みの熱っい露天風呂があり、そこからすぐ脇を通るSLが見られるというナイスな湯です。こっそりカメラ持ち込み盗撮。上がり湯の場所で置いたカメラ見たおじさんがキョッとしたので「け、決して怪しいもんじゃありません」　怪しいよっ！

ランナーさん、マユミちゃんとはここでお別れ。買いだししながら去年キャンプした両国橋に向かいました。相変わらず降ってましたが東屋を使わせてもらい快適に過ごせました。
ここからはシェフたつやの独壇場！

薩摩しゃもやカナール・デ・マレを使っった料理の数々がこれでもかっと繰り出され、みんなで舌鼓。相変わらず見事じゃっ！
ミヴァちゃん心づくしのおつまみも健在。こごみのおひたし、切干大根、こちらも結構！

宴が進むにつれ炭火から焚火へ。最近大所帯が多かったけど少人数だと落ち付けてまたいいもんです。あんな話こんな話、深く楽しく夜は更けたんであります。

一夜明けまして打って変わり青空！こうこなくっちゃね。

最近カヤッカーの間で人気沸騰のホットサンド。厚切りパン一人三枚は食べた勘定。これほんといいな～。たつやがお目目キラキラ。絶対買うぜ・・

去年大増水でおっかなびっくりだった上流セクション。この日は適度な水位でしたが水は・・

とはいえこのコースは山深く景色抜群、瀬も波が大きくとっても楽しいんです。おまけに回送楽チンだし。ただ派手に蛇行しているためエディラインはきつくボイルも強いので気は抜けません。たつや→だつやってか。
支流が流れ込む場所では幻のブルーも。この色の水を下れたらマジ最高だよな～、ってんで再々リベンジを誓ったんであります。
落ちそうで落ちない臈長けた美女に魅入られた書生ってとこね、抜き差しならぬ。「こうなりりゃ引くに引けねぇ～よっ！」叫ぶOWL。奴にしては粋な文句が出たので最後にご紹介します。

お昼に終了となり、みんなで飯食って行こうと繋がって帰路へ。
途中大井川一長い吊り橋があったので渡る事に。僕は嫌だったんですがOWLが「吊り橋効果と言って、ドキドキ感を恋愛感情と勘違いした女の子が恋に落ちるんだぜぃ。俺なんかしょっちゅうよ！吊り橋のヒロシと呼んでくれ」なんて言うもんすからね。
と、ところがですよ。狭いじゃん高いじゃん揺れるじゃん！出だしでもう駄目！「す、すいませんここで戻るんですれ違ってください、坊やゴメンね、こらっ揺らすなこのガキっ！」大変な騒ぎ。これまた抜き差しならぬってやつで。行っちゃったみんなを待ちながらまだドキドキ。ハンググライダーで800ｍくらいの高度飛んでたんだけどなぁ・・これじゃつっちー誘って来られんじゃないか・・

結局僕がまごまごしてたんで高速乗るまで飯にありつけませんでしたが、乗ったのはなんと新東名！前日開通したばかりのピッカピカです。気持ちいい～！
渋滞はあったもののさほど酷くなく、七時前には帰って来ました。

このところ人数集めちゃ喜んでましたが、人が集まっても集まらなくてもエルフらしい企画でやっていこうと再認識した旅でした。やっぱ僕等にとってカヤックは旅のツールなんです。秋にまた行くぞ大井川っ！
それでは会長の粋な都々逸でお別れです。

　俺のジョークににゃ誰もが引くが　引くに引かれぬ大井川




                 
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