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2016年10月27日木曜日

足して二で割れたらと想う

相変わらずストーカー事件が多くて実にどうも困ったもんであります。
「想いを募らせる」なんて文学的表現に「一方的に」がつくとそれが犯行の動機になっちまうんだけど、考えてみりゃ恋愛感情は一部例外を除けば先ず一方的なものから始まるわけで。

 ♫ 夜ごと~ 募る想いに 胸を~熱くした日々 か~ら ♫ 竹内まりや「もう一度」

これなんかきれいでしょ、切ないですよね~。 なのになんであんなことになっちゃうんでしょうか?

先日聞いた話にこんなのがありました。。
現代の特に都会というのは例えば夜中の二時にいなり寿司が食べたくなった場合、コンビニへ買いに行けばすぐに食べられます。
しかしコンビニが無かった時代であれば、先ずごはん炊いて酢飯を作りお揚げを煮て詰めないと食べられず、その時間に手間暇かけてそこまでするかというとまずしません。で、あきらめると。
てな具合に欲して手に入らないののボーダーラインがもの凄く低くなってる中にあって、唯一思いのままにならないのが人の心であるという。想いを遂げられないという事に耐性が無いゆえに、欲する対象への不満となって爆発してしまうのではないかと。

若者の都心回帰が進んでるそうです。
車離れが顕著に進む中地下鉄網の発達でどこにでも電車で行かれ、単身者向けの店舗や商品が充実し職場に近い都心部は生活至便で、わざわざ郊外から通う意味がないと。
でも家賃が高いんじゃ?って、そこがポイントらしいっすよ。

余分なものを置かないシンプルなライフスタイルゆえに四畳半程度の狭い部屋でも十分なんだそうで、だから家賃も安く済むんですと。
あたしらの時代部屋に置きたかったテレビ、ビデオ、コンポなんざスマホ一個で済み、冷蔵庫代わりは近所のコンビニ。びっくりするのはトイレがむき出しの部屋まであるという。
これら全てに共通する前提は部屋に人を呼ぶという概念が無いことなんだそうです。

一方的に想いを募らせた挙句刃傷沙汰に及ぶ人間がいる一方、結婚はおろか交際相手すら要らないという人間も増えている時代。
足して二で割るってできないっすかね~? (-_-)

 
 
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