また記念日が一年中で一番多い日だそうでして、銭湯の日だのトートバッグの日だのハマる語呂合わせが数多いようです。
あたくし個人にとりましても忘れ難いと申しますのは、二年前の今日愛犬あんこが亡くなりまして。なんつっても14年一緒でしたからね~!期間はもちろんですが関わり合いの深さがまた。
もちろん普通に飼ってても家族に変わりなく可愛さや大切さに優劣はないんですが、カヤック犬としてあちこちの川を共に旅した経験は申し訳ないっすけどやっぱ他には得られない絆の深さになっていると思います。
当時は主にファルトボートだったのでデッキが長め。瀬の音が聞こえるとバウの先から振り返り「大きい瀬かな?」と問いかけ、うなずくと寄ってきて懐につかまる。無事クリアしてトロ場になると寝そべって同じ風に吹かれ、日が傾くと遠山の茜色を眺めながら同じ色に染まる。
特に秋、鮭の遡上の時期の那珂川を他者交えず二人きりで下った時にそれまでの人生は今この瞬間のためにあったのだと啓示を受けた体験は強烈で、だけでなく犬と二人だけで川を下るというのは実にどうも特別な事なんであります。
一周忌の後新たに家族を迎えようと思ったのはあんこを失った寂寥はもちろんありましたけども、それよりもペットの殺処分の事を知るにつけたとえ一匹であっても助けられる子がいるならあんこが喜んでくれるような気がしましてね~ (;_:) おかげ様でお茶々も可愛いですわ。
ある里親譲渡会の会則によれば54歳を過ぎると子犬や子猫の譲渡はしてもらえなくなるんです、こっちが先に死んじゃうかもしれないから。
あたくしもこの12月でもうその年齢に達します。その意味じゃもう子犬も子猫も新しくは迎えられないんですかね~。にゃんこは可愛いけどやっぱも一度わんことも暮らしたいけどね。今度そんな機会があるとすれば老犬と老人の出会い系かしらん?ま、それもまたいいでしょう、看取り専用じいさんなんてんで。
では何度もしつこいけどあんことの思い出を綴った動画をまたご覧くださいね。供養だと思ってね。
無理やりだね (^^;
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