落語の噺にもよく猫が出てきます。
「あくび指南」では女にモテるために稽古屋に通ってかくし芸を身につけたい八公が、無手じゃ行かれないとご隠居に言われ、持ち金を打ち明けるのに散々もったいぶった挙句猫が聞いてるから言えないなんてんで。実は三十銭しかなかったんですが。
あたしが一番好きな猫は「首ったけ」。
大工の熊さんが廓に上がったものの馴染みの花魁紅梅に待ちぼうけを食っております。
志ん生あたりが「ああいう里に行きまして自分の女が他の座敷で騒いでるのを聞くくらい癪に障ることはありませんな!」なんてますと、遊びも修行のうちとされていた昔の噺家の味とでもいいましょうかリアリティがありありで、ま、あたくしのはマコトさんから聞いた話ですが。
あんまり騒ぎが大きくなりどうにも我慢できなくなった熊さんが若い衆を呼んでやかましいと文句を言いますと、「へえ、先ほどお客様がかっぽれを踊ろうってんで立ち上がったんですがお酔いになっておりますんでよろけて尻餅をつきまして、立ったらおけつに刺し身がくっついてましてね。そこへ猫が飛びつきまして!」
家の台所の排水管が詰まってしまい昨日クラシアンに来てもらいました。ワイヤーねじ込んで貫通させるのに伸びだワイヤーを電気で回る道具を使いまして。赤い機会がグルグル回るのを興味津々で見ていたお茶々。「お客さ~ん!猫が飛びつきました~!」
昨夜は第二回前野町こども食堂が開催されました。混ぜご飯と豚汁用に豚小間と鶏肉を使っていただきまして、今回はお代下さるとのことでしたがさる篤志家の方からお預かりしたご支援がまだあるのでお安く出せましたの。長く続けてもらいたいっすからね。
この活動に興味持ってる笠にゃんと一緒にお邪魔しました。最初の時より子供が増えてるう~!
どっからどこまでがボラの方か分からないくらいに入り混じって賑やかに食べてました。楽しそう~
(^O^)
写真お借りしました。
ごはんも野菜も、もちろん肉も美味しゅうございました!
旬のタケノコと朝採れトマトは千葉の方からの贈り物だそうです。二日前から仕込んだというスタッフの方たちの熱意も一緒にいただきました。頭下がりますわ~、ありがちな表現ですが。
前野町子ども食堂次回開催は五月九日です!ご近所の方、あちこち声かけてくださいね、やっぱみんなで食べると美味しいよ~!
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