エルフといえばキャンプは欠かせず今回も前乗り泊。直売会の後早めにとんずらこきまして、相棒OWLのお任せ運転で那珂川沿いのカエルベースへ。奴は春休みでのんびりですがあたしゃ仕事続きでしたから。ま、なんだかんだ言いつつ通しで運んでくれるのはありがたいっす。
道々咲き初めの桜を見つつ、ほの暗くなってからベース到着。さっそく火を焚いて一杯やれば、来週の満月に向かう月と見事な星空!どんなに疲れててもこれだからやめられません(^o^)
そうこうするうちカエルのボス、サモア斎藤が奥方同伴で出現!運転手役サモアを置いて、奥方飲む飲む!男の性について大いに語り合ったんであります。楽しかったわおほほほほほほ。
雨の予報が案じられた翌朝はしかし、遠く那須連山の雄姿を望むピーカン晴れ!こりゃ晴れ男復活の狼煙か?ありがたいありがたい!
今回のツアーはロープウェイの山頂駅から尾根伝いに歩き、沼っ原湿原の入口まで滑るというロングコース。車の回送もありな、エルフ好みの山旅です。オンシーズンには長い順番待ちの出来るロープウェイも、春の開業二週目とあってまだまだ空き空き。一気に高度を上げます。
茶臼岳中腹の山頂駅からの眺望は、ところどころ地肌をのぞかせながらも麓まで雪原が続く見事なもの。このまま滑り降りても良さげ~!
一週早ければシールのまま行かれたであろう登山道はガレ場もあり、スキー脱いだり着けたりとこれはこれでまた面白い。移動とはこういうもんだよね。
牛ガ首からは会津方面への見通しが利き、茶臼岳の岩場もなかなかの迫力。この辺で1800くらい?這い松の低さから日頃の強風の様子がうかがえますが、この日はほぼ無風。サモアによれば20パーセントほどの確立の好天だとか。嬉しいわ~!
尾根道をちょい上ると日出平。峰桜の群生地で、六月ごろには見事な花を咲かせるそうです。結構密に生えてるので、ごめんよごめんよと言いながら開けた場所まで進みました。ここでお昼。
コンロ広げてお湯沸し、カップラーメンとパン、スープ。雪原でのこんな小さな宴がなぜこれほど豊かな気持ちにさせてくれるんでしょうか?断言しますが山海の珍味に囲まれた(今時言わないって!)アラブの石油王のディナーより(やってるかどうか知らないけど)、こちらの方がはるかに豪華だあああ~!ほんとだって(^_^.)
腹ごしらえ済ませいよいよ下りの滑走へ。見下ろす沼っ原の灌漑池まで高低差約800メートルを下ります。適度な斜度を木々の間を縫って滑り下りるこの気持ち良さっ!しかも山から山への旅ですわ~!
気づけば思いで深い沼っ原湿原の駐車場ですもの~!
あたくしこれまでカヤックより面白い遊びはこの世に存在しないと思ってましたが違いました。これも負けないくらい楽しいっ!あたしゃもう街には戻れない身体にされてしまったようです。
終盤にかかり再び脱いだり着けたりの歩きになり、山の空気は春の匂いへと変わってきます。
サモアの裏ワザ〆は沢の渡渉!この馬鹿馬鹿しさも含めて男の男たるゆえんなのです。心はガキのまんま、汗びっしょりのゴールとなりました。お疲れ様、楽しかったわ~!!
回送で麓駅に戻る頃には朝より更に雪解けが進んだものと見え、山肌が黒々と夕方の光に映えておりました。
このコースは三月第四週のロープウェイ再開後二週間がタイムリミットという超レアものとのこと。それ過ぎると雪無くなっちゃうみたいよ。天候次第では悲惨な目も見るようですが、可能性に掛ける価値十分のすんばらしいツアーです。来年また必ず来るわっ!
山下りる途中いつもの酒屋でいつもの天鷹無濾過大吟醸を仕入れ、ズクズクの汗をモンゴル村の温泉で洗い流し帰路につきました。男サモアの生き様含めまさに「男!」のツアーでした。
そこばっか強調するってのはまた◯◯れたんだろうって?やめなさいっ!
山下りる途中いつもの酒屋でいつもの天鷹無濾過大吟醸を仕入れ、ズクズクの汗をモンゴル村の温泉で洗い流し帰路につきました。男サモアの生き様含めまさに「男!」のツアーでした。
そこばっか強調するってのはまた◯◯れたんだろうって?やめなさいっ!
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