痛かった話

土曜直売会の後テントを連結して会場にし、じゅんじゅんの送別会をやりました。
五時に再集合しての開催です。明るいうちから飲んだので酔うのも早かった！
彼がいた四年の間実にいろんな事がありました。思い出話に花が咲きましたが何と言っても一番の思い出？は怪我の事です。
入って二年目くらいのことだったか、スライサー回してる最中の事故でした。
仕事の早いじゅんじゅんですが飛ばし過ぎてやや慌てる事もあり、手を入れたままスイッチ入れちゃったんですねぇ。ここから先は気の弱い方は読まない方がいいかも・・

デスクにいた僕の所に血だらけで来た彼の左手の薬指が第二関節のあたりから縦に半分になってました・・僕がつき添い救急車で豊島病院に搬送している間、軍手の中から指のかけらが見つかり届けられましたが彼は左利きだし絵の事もあるしいたたまれない思いで待合室に座ってました。
かなり時間がかかりましたがどうやら繋がって、若いので後遺症も残らないだろうとの事。
その点については一安心でしたが本人さぞや落ち込んでるかと思いきや、病室のベッドで落ち着いたもんでして、差し入れた弁当三っつきれいに平らげちゃいました。
以前いた向こうっ気の強い奴はちょっと切っただけで蒼くなって卒倒してしまいましたが、普段大人しいじゅんじゅんの肝の据わったところを見るにつけ、人間いざという時にこそほんとの中身が分かるんだなぁとあらためて感心しました。その後現場の安全対策を念入りにしたのは言うまでもありません。

今日のギセンです

　床に入り　ふみ読みあればこの夜さり　窓のへに来て　こほろぎ鳴くも