神楽坂の芸者さんと愛人契約を結んでいたことを週刊誌に素っ破抜かれたもので、いかにも脂ぎった悪代官が「これでわしのものにならんか?ん~?」なんてシーンが浮かんできそうなベタなお話でありましたな。
時は流れ最近では逆に「男でしくじる」パターンが多く見られるようになりまして、まさに女性活躍社会の到来とアベのシンちゃんもさぞお喜びのことでしょう。惜しむらくは今回の一件も「一線」表現で通した方がよりタイムリーであったかという。
繰り返しになりますけどあたしゃお仕事さえ一生懸命やってくれてりゃ私生活の、増してや恋愛沙汰なんぞ本人達の勝手だと思いますがねえ。
これも一昔前の感じで、今回の騒ぎのような場合女性同士が一人の男性をめぐって争う場面で相手のことを罵倒するのに「なにさこのスベタ!」なんて。
今の人にわかりますかねスベタ。ソフトに言うと不美人のことですわ。
あたくしがこの言葉に初めて接したのは子供の頃読んだ四コマのサザエさんでありまして、大音量で音楽が鳴っているレストランに並んで座っているマスオさんとサザエさんにボーイさんが話しかけるこんな場面でありました。
ボーイ「ご注文は?」
マスオさん「ぼくハンバーガー」
サザエさん「あたし酢豚」
ボーイ「こちらさんスベタ」サザエさん「ええ」
ボーイ「そちらさん半バカ」マスオさん「そーそー」
四コマ目でうっそり笑いながら退場するボーイの後ろに「うさばらし」の文字。
接客業でストレスがたまるのは今に始まったこっちゃないってとこでしょうか。
後々考えますに、酢豚とハンバーガー一緒に出してる店ってどんなんだ?と、そこがオチより面白かったという。
ま、あたくしの地元蕨にはとんかつ屋さんの間口の横にケーキのショーケースがあるお店がありますがね。
0 件のコメント:
コメントを投稿