一方の僕はその当時あまり興味無かったんですが、三十代になって突如開眼。中免とって最初のバイクが納車される前夜、とあるお店の女の子の名刺がかみさんに見つかり罰としてキャンセル。一年の禁バイクといういかにも僕らしい笑える経緯を経て、その後十年に渡ってバイクに夢中でした。
ところが社員の息子さんが享年19という若さでバイク事故で亡くなり、御遺体の運び込みから埋葬まで一部始終を目の当たりにし、その悲惨さに二度とバイクにはまたがるまいと決めました。息子たちにも事あるごとにバイクはダメだと言い続けてきたんですが・・
日曜御嶽から帰ったら家の前に真新しいカバーを被せたバイクがある!
聞けば長男が免許取って買ったとの事。あれほど言ってきたのにと激怒する僕に、小さい頃タンデムで後に乗って以来ず~っと憧れてたけど言えなくて、二十歳すぎたら自己責任で取ろうと決めてたってんですよ。ほんとは一緒に走りたかったなんざぁ言われちゃったらあ~た・・同じ物好きになるのが血ってやつ?顔は苦り切ってましたが腹の中は「そうかそうか、うんうん」って感じでつい笑っちゃった。
そういやエンジン音がすると「父ちゃん行っちゃう」とこいつが泣くんで、暫く押してからセル回したっけ何て思い出したら、俺の血ってこうやって残っていくんだなぁとちょっとジーンときちゃった。
絶対安全第一で乗る約束させて(あてにならないけどさ)久々跨ったらやっぱ沸きたつものがあるんだよね~。
それにしても刀とはまたマニアックな・・
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