元桂三枝、現文枝師匠が騒ぎになってるようですね。褒められたこっちゃありませんがそんなに言わなくたってさあ、酒と女は芸の肥しなんてのはもう通用しないんでしょうか?最近すっかり祭り上げられた感ありますけど、どっかの議員先生と違って芸人ってのは元々は外れ者でしょうに。
あの志ん生が言ってたように落語なんてものは、よっぽど世の中の裏も表も見た人間でなきゃホントのとこ理解できんと思いますよ。廓話で語る「あの幅の広い梯子段をトントントンと登って行く時の気持ちなんてものはあなた、世の中の他の事なんざど~でもよくなっちまいますからな!」ってなもんで、大学院出たってこんなもんは遊んだ人間でなきゃ分かんないでしょ?
もちろんあたしには分かりません。固い一方の人間ですから、あははははははは (^-^)
昨夜は箱崎ロイヤルパークホテルに行ってきました。ホテル創業以来のお得意でして。
元総料理長のムッシュ森が黄綬褒章と仏農事功労章シュバリエをダブル叙勲されたお祝いの会。担当者のオサムと二人で出席いたしました。
先ほどの話とは違いこちらは褒められたったってあなた、おフランスと天皇陛下から褒められてんですからそりゃあもう大変なもんです。
開宴を待つロビーでウェルカムドリンクなどいただきつつ勲章と賞状?拝見したところが、真ん中にデンっと座ってるのはこれがいわゆる玉璽ってやつでございまして、なかなか間近におめにかかれるもんじゃない!すんげえ~!
やがて会場に通されますてえと祝宴の始まり。室内管弦楽が静かに響く会場は紳士淑女の集いでございまして、ズラッと並んだお料理など見るにつけ一日の生活費が900円割った学生の話などが思い起こされ、先日から考えるところの格差社会を場違いながら実感するようでございました。
さて食事開始となり立食のビュッフェスタイルなのでオサムと手分けして端からお料理いただきましたが、どれもこれも美味いの一言では語れないほどのお味。一皿一皿マジ感動いたしました!
素材がいいのはもちろん一品一品にかけられた手数の多さが一匙ごとに舌に染み込むとでも言
いましょうか、料理人の心意気が味に表れているような。いや~素晴らしいっ!
ムッシュ森の功績の一つに、宴会料理をいかに高いレベルで標準化するかというのがあったと聞きました。いかにもいかにも。
大人数相手でも対面と遜色ない品質を提供するって事っすか?まさにその通り、料理で人を感動させる。あたくしも料理人の端くれとして?心から祝辞申し上げたんでありました。
ムッシュは現在ホテルを勇退されて小さなレストランをやっておられるそうです。高くても行く価値あると思いますよ~!ね、行こ♡ 誰に話しかけてんだあ~!? お約束 (^O^)
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