昨年テレビの買い替えに伴いましてネットも乗り換え、その際坊主に言われるままBS放送にも加入しました。なんだかもうチャンネル多すぎてわけ分かんない!知ってますか?一日中通販やってる番組なんてあるんですわ~。
それでなくともほとんどテレビ見ないんですが、映画は好きなのでそれを選んでは見ております。たださ、時間決めて見るわけじゃないのでほとんどが中途半端。ありゃあ途中からじゃホント分かりませんもんね、ただついてるだけって感じ。
そんな中たまさか最初から見られるものもございまして。けどさあ、一日中映画やってるので全部が名作という訳にはいかないようで、文字通り見たことも聞いたこともないような作品が結構あるんです。ま、あたしゃ通じゃないので知らないだけかもしれませんが。
でね。このところ見終わった後で「な・・・何なんだこれ?」と、思わず独りごちてしまうような酷いものが続いたんであります。B級映画というと、中身は無いけどつい見ちゃう下世話な面白さというニュアンスありますわな?なんつ~か、それすらないの。どういう意図で撮ったんだ?とそれすら分からないという。
昨夜の「ライフ・アフター・ベス」ってのはね。死んだ彼女がゾンビになって甦るんでして、最初元のままの姿でイチャついてた彼女がだんだんゾンビっぽくなり、そのうち町のあちこちにも死人が帰って来て騒動になるってんですが何故そうなったのか最後まで分からず、だんだん死斑も出ておかしくなってきた彼女と最後のデートでハイキングに行くんです。
その時ベスは縛りつけられてたドでかいオーブン背負ってまして、気持ちが洗われるとか言ってる風景は単なる岩山と雑木林でね。お別れのセリフのあと頭撃ち抜いて谷底に落とすという、泣かせたいんだか笑わせたいんだかもうさっぱり意味不明~ ( ;∀;)
家族の待つ隠れ家に戻り避難する前にテレビつけたら、どういう訳か騒動は治まっており親同士知り合いの女の子と食事の約束して明日への希望を予感させつつ大団円。ど~にかしてよもおお~!誰か解説してくれえええ~ (;_;)
他にもビッグフットみたいな動物が子供の復讐するのとか、全然弾が当たらないアメリカ軍がドイツの基地から仲間奪還してくるのとか、だから何なんだ?みたいのが次から次へと。
あたしら子供時分はアメリカのテレビドラマやネスカフェのCMなど見つつ育ち、外人はみんな金持ちでスゴいんだな~と本気で信じてました。その頃の無条件にあちらのものを信奉する気持ちってのは戦争に負けたせいなんですかね?
今じゃ洋の東西問わずアホはアホとすっかり知ってしまいましたよね。
「日本映画はダメになった!」と、ちょっと前まで評論家が言ってたけど洋画でもダメなものはすっかりダメ。
でですね。一番困るのは駄作なら駄作に徹してくれてりゃ笑って済むところを、名作大作として莫大な制作費の元作られてヒットしちゃうやつが実はある意図を持ってるようでたち悪いと思いますね~、笑えませんもん。
古くはジョン・ウェインの「◯リーンベレー」とか比較的新しい「アル◯ゲドン」とかね、もう世界中が正義の味方アメリカ様に感謝して跪くみたいな映画でした。
昨今の中東を中心とした世界的混乱も、英国の四枚舌外交とかから始まって元を糺せばそのあたりにも起因してるんじゃないのかと。
頭悪いくせに余分なこと言ってすいません。
0 件のコメント:
コメントを投稿