先日書きましたように学生が奨学金という名の貧困ビジネスのターゲットにされてます。
一方六人に一人の割合でもっと小さい子供たちが貧困の中に置かれているといいます。
いずれも親世代の収入が減り続けていることが原因です。ひとり親家庭の増加と非正規雇用の常態化がそれに拍車をかけています。虐待のニュースには心底ムカつきますが、原因の一つに貧困があることは否定できません。にもかかわらず政策は上ばっか見て、セーフティネットは巻き上げられる一方。
でもさあ、こんなにモノがあふれて食い物捨てまくってる国で食えない子供が増えてるなんて絶対おかしいよっ!若い母親がもっと美味しいもの食べさせたかったと書き残して子供と餓死するようなことがあっていいのかっ!いいわけないっ!ゼエゼエ・・・勝手に興奮してぐみんなたい "(-""-)"
お上が助けてくれないならと市井の人々が立ち上がりつつあります。最近よく耳にするこども食堂。普通の人たちが普通の家を使って近所の子供たち、親子連れ、どんな人でもがごく安い値段で気楽に食事していかれる場所を作ろうという。 それは単に食事の場というのにとどまらず、家族で食卓を囲んだ経験のない子供さえ増えているという現状に鑑み、作ったり片づけたりのお手伝いも含め人と関わる楽しさもごはんと一緒に味わってもらいたいとの思いがあります。
こちらは草分け的存在である要町のあさやけ子ども食堂の様子です。http://toshimawakuwaku.com/asayake/
こういった動きを知るにつけなんの苦労も無く育ってしまったヌケサクのあたしでも何かできることはないか?例によって安直な義侠心にかられまして。あたしに出来るっつったらやっぱ肉っ!せっかくだからこれから立ち上げるお手伝いができないかってんで去年からいろいろ調べておりました。
するってえとニッコーの地元板橋でその志を持つ人たちに向けたフォーラムが開かれるという情報を得まして、昨日出席してまいりました。「いたばし子ども食堂フォーラム」
西台の大東文化大多目的ホールは満員札止めの盛況。早めに予約しといてよかった (^O^)
第一部映画「みんなの学校」13時開始に続く18時近くまでの長丁場でしたが、興味尽きない内容で時間を感じませんでした。参加者の熱気もすんごくってね。
なかでもやはり経験者の方の実際の体験からくるお話が深かったです。誰もが利用できるコンセプトは、例えば困窮家庭の子供に限定したとすると言い方はすっごく悪いけど、貧乏人集めて食事恵んでやるなんてところに来る人がいるでしょうか?とか、ボランティアの善意にだけ頼っていては一過性の自己満足なブームで終わってしまうとか。
最後にこれから子ども食堂立ち上げたい希望者とそれを支えたい人たちの交流会となり、前野町や蓮根、成増とご近所の方が三組もいたので名刺を渡しまして後日を期したんであります。
中でもお店を立ち上げて経済的に自立しながら閉店後に解放しようという若いお母さんの考えには、東北への思いもあり深く同調しました。
小さなコミュニティがあちこちできて点が線になり面になる。これもまたスマートグリットで里山資本主義ですよね!いいぞいいぞ一般庶民!
しかしあれだね。いつものように自分から何かやるんじゃなくてやる人の手伝いというハードル低いとこだけ関わって、いかにも良いことやってますと言わんばかりのあたしのやり口、更にそれを書いて人に吹聴する。
我ながらズルいわ~ (T_T)
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