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2015年4月7日火曜日

半眼で読み解く

ピケッティまだ読んでおります。なかなか進みませんが決して難解という本ではなく、むしろ後追いの説明がいちいち付くなど素人にも分かりやすく丁寧な書き方ですし、そのせいで余計大著になったきらいさえあります。
この人経済ではなく数学の人とのこと。世の一般的な感覚として、数学ってのは算数の延長みたく1とか2は文字とは違ったものという認識がありますよね。けど高等?数学になると文字的なものも数式で表されるという。物理でまずつまずくのもその辺の感覚なんじゃないでしょうか?

例えば第六章の書き出し部分
「資本主義の第一法則 α=r×β が労働と資本の間を自由に行き来されてくれる。資本ストックが国民所得6年分(β=6)資本の平均収益率が年間5パーセントの場合(r=5%)国民所得に資本所得が占める比率αは30パーセント(だから労働による所得の比率は70%)だ。だから核となる問題は、資本の収益率はどう決まるか、ということだ」

だからって言われても困るんですけど(^_^.)・・・とは思いながら何となく意味は解りますね。要は細かく意味をたどろうとするんじゃなく、大雑把に掴めばいいって感じ?

結跏趺坐という言葉があります。すいません、間違えていても記憶のみを頼り、書くための検索はしない主義なんですが、これは字が分からないと始まらないので調べました。
瞑想する時の座り方で、半眼に開いて深く呼吸し一種のトランス状態になるという。
数式とかは全く入ってこないのにこういう言葉だけは記憶に残るというのは、我ながらとことん文系頭なんだと思います。
そりゃいいんですが、難しい本など読むときの気持ちはこの結跏趺坐なんでありまして、じっと見つめるんじゃなく半眼で泰然と眺めるみたいな。どのみち詳細に理解できるほど立派なおつむしてませんもんね(佐賀弁)

結婚生活始めるにあたり餞の言葉として頂くのも、両目を開かず片目つむって相手を見ましょうなんて言いますな。あたくしの場合よそ見の時に片目つむってたのが悪かったのかもしれません。ウィンクウィンク、あはははははは。笑ってる場合かっ!!


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