昨年までのエコカーブームから一転、各メーカー競って大排気量のスポーツカーやピックアップトラックを投入し、市場ではえらく売れてるそうです。この手の車は高価格で、つまり利幅も大きいことから大変な熱気を帯びてるそうな。
この流れの原因は一にかかって、原油の値下がりによるガソリン価格の低下。安いからどんどん使っちゃえってか?競合するシェールガス駆逐を狙った、産油国の掘削量維持作戦が見事に功を奏したってとこなんでしょう。反面シェールガス関連の事業者では、業界初の廃業者も出始めているそうです。
かつて百円玉ばら撒きながら走るといわれた、ゴツくて超燃費悪いアメ車再びって感じ?先日見た映画「グラントリノ」に象徴されるごとく、車文化はアメリカそのものとも言われますもんね(佐賀弁)
物作って買って捨てて、消費こそが景気の牽引車って訳ね。車だけに。
しかしですよ。これってど~なのよ?ガソリン安く手に入るっつっても、埋蔵量に限界があるという事実には何ら変わりない訳でしょう?あと十年もすると、地球二個分のエネルギーが無いとやってけなくなるという説もあり、つ~か温暖化対策はどうなっちゃったのよ?
資源問題からも環境問題からも、あるもんガンガン使っちゃったら先にいって困るって事まだ分かんね~のかよ!?おまけに日本のメーカーもこぞって追従してるという。そりゃ売れ筋追っかけるのは企業として仕方ないのかもしれませんが、きめ細やかな技術でここまでエコカー引っ張ってきた力を、今こそ消費文明へのアンチテーゼとしてぶち上げること。これぞクールジャパンだと思うけどなあ。
石油、シェールガス、メタンハイドレート。覇権争って潰しあいするんじゃなく、それぞれの長所生かしながら大事に使っていかなきゃ明日はないっしょ!子供らの未来のためじゃん!
有金全部使っちまったといえば、紀伊国屋文左衛門ですね。落語学によりますと、小座敷遊びのかっぽれというのは千両のかたに出来た踊りだそうです。あの有名なみかん船を振り出しに、火事早い江戸での木材販売で巨万の富を得たものの、貨幣改鋳の目論見が外れて哀れな末路を辿ったとはいえ、まさに一代の風雲児ですな。
廓の屋根から小判を撒き、踊りひとつで千両を取ろうという豪遊振り。羨ましくもありますが、後先考えないってのはアメリカ共々いかにも浅慮。🎵そ〜れ かっぽれかっぽれ甘茶でかっぽれ〜🎵
では今日の似ている川流です。
千両を 甘茶でかっぽれ で取ろうと と 浅慮よう アメ車でがっぽり デトロイト は似ている。
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