土曜日は板橋・戸田花火大会に行ってまいりました。
人ごみが嫌などと言ってその手の催しから足が遠のいてうん十年、実に久しぶりのことで。
今は有料チケットが主流らしく、事前のシート張りも禁止とあって開催日というのに土手は割と静かな様子。
ならばと当日券を探したものの四人席八人席(もちろん人数分買わなくてはなりません)くらいしか残っておらず、とりあえず三時ごろ下見したところボートコースの反対側マンション前にちらほらと場所取りしてあったのでその中にあたくしのシートを置いていったん帰宅しまして。
頃合い見てチャリで向かいますと街の様子がいつもと違い何やらみなさんそわそわと、イベントの前の興奮が伝わってまいります。
戸田公園駅からは川に向かうすごい人の波、大混雑のコンビニで飲み物とおつまみを買いまして現場に着くとよい塩梅にシートも飛んでおらずちんまりと縄張りを確保できました。
から揚げでビールなど飲みつつ待つほどに始まった始まった!あら~まさに目の前じゃん、こりゃまたラッキー (^O^)
色とりどりな夏の華がこれでもかっ!と連発また連発、視野一杯に広がる尺玉の煌めきと下腹に響く音の迫力はまさにその場で見なければ決して味わえないライブ感いっぱいでございました。
思うに花火というのは雷が神鳴りに通じ荒ぶる神の咆哮がその圧倒的な力の前に野も山もひれ伏す他はないのと同様、人間ごときの騒音問題なんぞ歯牙にもかけない畏れと禱と鎮魂とを一瞬の光の芸術で表す神事であり祭でありエンターテインメントであるのでしょう。
それにしても、とあたくし考えたんであります。
一発いくらという高額なものを惜しげもなく爆破し披露する一方で、必ずしも入場料払わなくても近くから遠くまでどんな人でも楽しめる花火は大袈裟に言えば天の下一家を成すあたくしたちの国らしい平等の象徴ではなかろうかと。
だってね
なにかというと平等とか人権とか持ち出す人がおられますが、最近のそういのって上向くの大変な人とか大きな音に耐えられない人がいるんだからみんな線香花火で我慢しましょう、みたいな話じゃないすか?
少数とか弱者の立場を尊重するとか言いながら、それ看板にしてよからぬことを企む輩がいるんですよね~ (*_*;
と、まあ小難しいことは抜きで大変楽しい一夜でありました ( *´艸`)
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