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2025年2月13日木曜日

斎戒沐浴と知る

 坊主二人と三人暮らしであった頃、あたくしはともかくギラギラの若者二人が入った後の湯舟は白っぽくトロっぽくなっておりました。

その手の事にはいたって無頓着なあたくしは「おおこりゃ薬湯か」なんてんで普通に浸かっておりました。

まだ環境問題がほとんどいい加減なものとか知らずに節水が善だと信じ込んでおりましたので。


時は流れ一人暮らしとなってからはお湯が濁るほどの新陳代謝も無いじじいゆえに、一週間に一度程度取り換えてはざっと洗ったり。

宿泊客を迎えるようになりますとさすがに気を使ってさら湯を張っておきましたが反応が芳しくない。

バスタブがヌルつくってんで洗ってくれまして。


その方に教わった神宝塩というののラインナップにクレイソルトなる入浴用の塩があってこれが実に良いんであります。

さら湯に溶かして入ると独特の香りがありハンパな温泉などより気持ちいいくらい。

けど二回目になると効能を感じないようになるのでそれからは毎回お湯抜いてごしごし洗ったり、そうすると入る度に心も洗われる如く感じまして。

そこで気づいたのは日本人にとっての入浴とは清めの意味もあるのではないかということで、精進潔斎・斎戒沐浴なんて言葉があるくらいだし塩には清めの効果もあるとかだし。

確か伊弉諾が黄泉の国から帰った後も海の水で沐浴したんじゃなかったっけ?


それでもどっかみみっちい性格の為一回ごとに換えるのはなんかもったいない。

で、編み出した入浴法が頭と顔洗ったら一度浸かるの。

使い捨て?の古本読みながらあったまっったらそこで体を洗いまた入る。

これですと一回の入浴だけどお湯使うのは二回なので納得いきまして。

よかったよかった。


でも普通の方は毎回換えてるんでしょうか?

そんな話以前に。





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