先日弊社ホームページのトップ写真を撮り直しました。
八年前の開設以来一度替えただけで既にいない社員とか写ってるし人数少ないしで、ならば直売会で臨時スタッフとか農家さんとかいらっしゃる時大勢で賑わそうってんでね。
ちょうどその日にN部君が買いに来てくれたんでこいつも入れちまおう、一昨年ピンチヒッターとして配達助けてもらってるから当然関係者だしと。
出来上がりを見ますと和気あいあいとして大変良い感じで、あたくしみっち部長N部君と三人並んだところは感慨ひとしお深いものがあります。
我々が会ったのは中学一年生、N部君とは同じクラス(三年間同じ)みっち部長とは剣道部同期入部。
それぞれ三年になるまでさほど親しいというわけではなく、みっちとは20人以上いた同期部員が四人にまで減っていく中同期二人と下級生で占められたレギュラー五人枠から外れてある意味消去法的に仲良くなったようなことで。
三年生になりみっちも同クラスとなったところで、どうしてそういう事になったかは記憶にありませんがN部君を笑かしてやろうというタッグを組んだんであります。
ちょい悪クールに構えて滅多に笑わない奴の前で休み時間にコントめいたことを繰り返し、そのあまりのしつこさに根負けして破顔させてから三人でつるむようになったという。
一見二人とひとりに割れそうな三人という微妙な関係性がトリオとして各方面に多くみられるのは、物体が二本足では立てず三本足の鼎が引き合いに出されるような、もしくは恒星・惑星・衛星のような実はそれぞれがバランスを保つ作用を持つからともいえるでしょうか。
そんなお互いの引力を少しずつ変化させながらその後の時代を付かず離れず過ごし、思いがけずみっちと仕事するようになると牧歌的な意味での友情とはまた違う仲間となり、社長・本部長と序列がついても根底での友人関係は変わらず、一方のN部君とはアウトドアの相棒としてより深くなった分逆に主張がぶつかってしまうこともあったものの年齢とともにもう一皮むけた感もあり。
そして気づけば初めて出会った時からちょうど50年目の今年、期せずして一葉の写真に三人並んで写るとは当たり前の話ですがあの頃想像もつかなかった人生の不思議と言えましょう。
ま、ご縁ですわな。
この先の五十年はもうないけど今後ともよろしくね~ ( *´艸`)
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