我々の時代中学生になるてえとたいてい辞書の一冊も買ってもらったもんで。
で、最初に「う〇こ」だの「ち〇こ」だの引いてみるのがバカな男子でありまして。
あたくしももちろんそうでした。
時は流れ当時社長であったおやじが新しいもの好きでかなり早い段階から弊社でもパソコンを導入し、あたくしも社命?で教室通ったもんで。
その頃の検索機能はまだまだ未熟でありまして、とはいえ30過ぎてましたんでまさかに「う〇こ」でも「ち〇こ」でもありませんでしたが似たようなことはやっていたかもしれません。
けれども一致する言葉が少しでも違うとヒットせず辞書引いた方が早いくらいでありました。
そう考えますと現代の検索機能の進歩はものすごく、というか調べもしないのに逆に「これも見たいんじゃね?」とか言って差し出される情報はあんまし人に見られたくないもんだったりして、何やら弱み握られたような居心地悪さすらあったり。
あたしだけかもしんないけど。
とはいえ遠い記憶のかなたにあるものを手近に改めて見るなんてことが出来て驚くことがございます。
子ども時分読んで以来50年も意味が分からなかった新聞連載版「サザエさん」のこんなお話。
本屋で立ち読みするサザエさんに店主のオヤジさんが「ホッテントットとピグミー族の写真ならないよ」
顔を赤らめて帰るサザエさんに「あの人の考えることはたいてい」という。
さっき急に思い出して検索したら出てたんですよ~!
1969年アルゼンチン特命全権大使だった河崎一郎氏が英文で発表した著書「ジャパン・アンマスクド」の中で「ピグミー族とホッテントットを除けば、おそらく身体的な魅力といった点で最も劣っているのは日本人であろう」と語って問題となり解任された事件が。
62年生まれのあたくしは知りませんでしたが日本国内でも大きな話題となったであろうことは想像に難くなく、当時の日本人誰もが「ホッテントット?ピグミー族?どんなんや?」と思ったことでありましょう。
それこそ検索なんぞ影も形もない時代、本屋で立ち読みするくらいが関の山だったでしょうね。
なんかスッキリしたな~。検索スゲ~わ。
つ~か、そもそもなぜそんなこと思い出したんだ? ( ;∀;)
0 件のコメント:
コメントを投稿