突然の心変わりに戸惑う

八月最後の日ですね。例年ですとまだまだ残暑が続いているというか、どうかすると盛夏の頃より名残の暑さの方が身にこたえたりするもんです。それと共にふと気づけば早まった夕暮れに、響く蜩の声なんぞ聞きますと去りゆく夏の後ろ姿に何とも言えず哀惜の念を覚えたりもいたします。
たとえなんも無くてもさよなら夏の日の恋、みたいな？あたくしの場合いまだになんかある訳ですが、いい年して(^_^;)

中年デビューライダーであった頃通勤でもバイクに乗っていたので、厳冬期の朝なんぞ結構大変でした。なんせ朝早いしね。更に仕事でも朝一からマイナス３５度の冷凍庫の品出ししてたので一日中体の温まる暇がなく、帰宅後３０分以上湯船につからないと芯まで熱が回らないような暮らしでした。
ですから春の訪れには人一倍敏感で誰よりもそれに喜びを感じてると思ってまして、風の匂いっていうかなあ、鼻腔を刺す乾いた空気がほんの少し緩むのを感じる朝・・・。格別でしたね～！
寒の戻りなどもあり三寒四温を経て花の季節へ。行ったり来たりのもどかしさもまた、季節の変わり目の味わいというものでしょう。

だからね。なんだよ今年の夏！そんな味わいも無くいきなり秋？情緒もへったくれもあったもんじゃねえぜっ！お、こっち見てる？気があるのか？なんてんで振り向いたらいね～じゃんっ！って感じよね。なんだかよく分かりませんが。
なんで急に辞めちゃうかなあ(T_T)　誰に話しかけてんだよ？

今年の秋はいつもの秋より　長くなりそうなそんな　気がして　（ｂｙ谷村）

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