あるべき自分を取り戻す・第四回南三陸カヤックイベント～復路編～

そういう訳で感動とスケベ心に溢れたイベントの昼夜を過ごしまして、翌朝帰路に着いたんですが、前夜の宴会では「朝起きられないだろうからまっすぐ帰ろうか？」ってな事言いつつそこは川馬鹿揃い！せっかく地元のアテンドもあるんだし、やっぱ川下りしていこう話になりまして。

地元の人ヌマちゃん

実はあたくしある事情により気が揉めておりましてそれどころじゃなかったんですが、エルフ会長鬼のＯＷＬさんには逆らえず、後ろ髪引かれつつ同行したんであります。

今回初めての川下りとなった名取川は、杜の都仙台の街からさほど遠くない秋呆温泉を貫く流れ。
マッタリ系との事ですが、初めての川はやっぱ緊張するぅ～(^_^;)　
スタートの秋呆大滝は落差５０メートル！迫力十分ですが、もちろんここは落ちずに下流からプットイン。

 

 

観光客の視線を声援と受けて気持ち良く漕ぎ始めると、谷深い景観は緑濃く、砂礫の様な巨岩に挟まれた独特のもので、想像以上にきれいな水の適度な瀬やドロップを行けば、いつか心も入道雲を従えた夏空のように晴れ渡っていったんであります。やっぱ女より川だぁあ～！何を言っとるんだ？

 

 

カヤック犬小夏っちゃん。俺より上手いんじゃね？(^_^;)

 

 

 

 

全体的に斜度があるため流れが澱むこともなく、透けて見える河床を流れ見ながらの快適な川旅でした。これは東北の帰り道に自分らだけでも下れるよい川を教えてもらえました。
府中人さん、ヌマちゃん、仙台カヤッカーの方々、ありがんした！
三連休末日ということで覚悟していた渋滞もほぼ無く、早めに帰宅することも出来ました。無事先に着いたのかい？誰に話しかけてんだ？

しかしあれだね。なんだかんだ忙しくしてると気持ちの余裕がなくなって生き急いだりしちゃうけど、自分本来の旅する気持ちを忘れちゃならねえぜ！川のおかげで久しぶりに、あるべき自分を取り戻したのでありました。よかったよかった！
以上全三巻に渡ります南三陸カヤックイベントについてのお噂、これにて全巻のおわりであります。ご清聴ありがとうございました～！！

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