焚き火をこよなく愛するものにとって、火は単に暖を取るためだけの存在ではありません。
しかしスナフキン生活を送れない以上、炎を友として暮らすには自ずと限られた選択肢しかありません。
その第一は暖炉です。
ただその場合、暖炉→豪邸もしくは別荘→社長という連想になります。更に、社長→愛人→素肌に毛皮→暖炉というエッシャー的永久運動に嵌ってしまいます。確かにあたしゃ社長ですが内実単なる小商人に過ぎず、暖炉なんざ妄想の対象でしかありません。
第二は薪ストーブです。
焚き火の理想を手をかけずにチロチロ燃える小さな炎だとすれば、煙突効果でバタバタ扇ぐことなく燃え続ける薪ストーブはそれに近く、また道具としての機能美もあります。しかし暖炉に比べれば低いとはいえ、設置コスト、メンテ等超えるべきハードルはまだまだ高く、第一室内で木を燃やすという行為自体が一般的住宅事情に鑑みればあり得ないことである以上、これも想像上の憧れの対象でしかありませんでした。ストーブ置く為に家を建てるという、抱星築山かっ!
ってな事考えてたら、美濃のゲストハウス笑びのオーナーいけぽんの日記で、薪ストーブ導入した事を知りました。やはり工事などかなり大掛かりで素人の手には負えそうもありません。でもいいなぁ~!ってさ。
でですよ。そこでハッタと膝を打ったんだ、俺にはクラパイハウスがあるじゃんっ!考えてみればそもそもドラム缶ストーブ作ってタープに持ち込んだのがクラパイの始まりだった訳で、火なんざ焚き放題なんだよね。第一回目の日記にも書いてました。
思いついたら矢も盾もたまらずネットで薪ストーブ検索。結構な金額だなぁ・・。
そんな中、クラパイ七輪でお気に入りのホンマ製作所に逸品を発見!従来の時計型ストーブに耐熱ガラスで可視扉を付けた物。しかも黒塗りでそれっぽい雰囲気。お値段何と14,000円!平気で2~30万する薪ストーブ界?では破格です、買いだぁ~!
それが昨日入荷しましたこちら。い~ね~!
という訳で設置から火入れまでを追ってご報告いたしたいと思いますが、つきましては笑びのいけぽんに敬意を表し久々にニューキャラクターを設定したいと思います。
奇しくも僕が住んでるのも蕨、そして早蕨の萌え出る春を待ちつつ極めて常習性の高い炎という麻薬に魅入られてゆく事を踏まえまして、みなさんこんにちは触らびのヒロポンです!(いけぽんさんすいません、ご迷惑でしたらすぐやめます・・)大体キャラ設定する必要あるのかって話よね・・
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