ハリーポッターシリーズが刊行されたのはまだ坊主たちが半分幼児の頃でちょい早いかと思ったけれども寝る時の読み聞かせに採用し、あたくしの方が夢中になってしまい第四作「炎のゴブレット」まで続くことになりました。
まだ若くて時間も体力もあったから出来たことではありますが、我ながらよくやったなあと。
あの作品の魅力の一つに複雑に張られた伏線とその回収があり第一作「賢者の石」の最初の方、ハリーがホグワーツ入学に際しダイナゴン横丁で学用品をそろえるためあちこち店を回った最後に杖を買うため入った店主オリバンダーもその後重要な場面で何度も登場することになります。
この人は誰にどの杖を売ったか全て記憶しており理由は定かでないながらも杖の方が持ち主の魔法使いを選ぶという。
不死鳥の尾羽で作られたそれがハリーと後にヴォルデモートとなるトムリドルを結びつけることになるんであります。
SNSである友達が年中いろんなお酒飲んじゃあラベルを上げており羨ましがっておりましたら、会社の近所で昔はビール配達してもらってたお店が高齢化と共に店売りのみとなりいつの間にか吟味した各地の銘酒揃えていて亡きおやじの誕生日などに買いに行っていたのを思い出し、家で飲むのにパックの安酒よりどうせ老い先短いんだからいい酒飲もうかってんで。
んな訳でここひと月ほど毎週帰りに立ち寄っては「お燗つけて美味い酒下さい」と。
毎週一升瓶ってのが多いんだか少ないんだか分かりませんがおうちでの楽しみがまた一つ増えまして、先週も行ったら「秋上がり残りこれ一本でね、こないだこれ持って行ったけど最後だからどうする?」
そこでハタと気づきました。そうだったっけ?
美味い美味いひとりで喜んでたけど、そういや全然なに飲んでるか見てなかったと ( ;∀;)
あたくしという人間は名刺交換して顔上げた時にはもう相手の名前忘れてるというタイプ(他にいるのか?)で、大の酒好きでありながら銘柄と味を結びつけて記憶するなんざ全然無理!
まあ酒の蘊蓄とか語るの嫌いだけどさ。
にしてもどのお客にどの酒売ったか記憶してるというおやっさん、あんたオリバンダーか!
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