ガキの時分から本を読むのが好きでその延長線上になるのか耳で聞くもの、落語はもちろんラジオドラマも大好きでございました。
もっとも今のように携帯でいつでもどこでも動画が見らるような時代ではなかったせいもあろうと思うと、逆にその環境ゆえ、きれいに言えば想像の翼が広がったとも言えるでしょう。
だからユーチューブでもその類のものをよく聞いており、中でも演劇集団「座」のチャンネルはあの超大作「新平家物語」を始め古典的名作(版権の関係もある?)を朗読劇にしてくれております。
これ無料で聞いていいの?ってくらい熱演であります。
新平家であたくし的にも上がり過ぎた熱を冷ますためしばらく見おらず、久しぶりに開いたら「怪人二十面相」やってるじゃないの!懐かしい!
SF少年文庫と共にあたくしの愛読書であった江戸川乱歩・少年探偵団シリーズ第一作であります。
改めて聞いてみると複数作品だと記憶していたものが一つのお話であったと知りました。
実業家羽柴家のダイヤモンド、仏像から始まり収集狂老人の絵画、国立美術館の国宝へと続く二十面相の鮮やかな怪盗ぶり。
明智事務所の留守を預かる小林少年の活躍、七つ道具と伝書鳩、明智小五郎帰国に始まる二十面相との駆け引き、小林君に憧れる少年探偵団の結成とラストに繋がる活躍。
もうね
始めて詠んだ少年時代の興奮が鮮やかによみがえりましたよ。
あたくし実際少年探偵団作りましたもん ( *´艸`)
これはやはりそういう時期にそういう風に脳みそが活動したおかげかと思うと、何でもかんでも画像で見られることが必ずしも幸せなのかって感じっすよね。
古い奴だとお思いでしょうが。
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