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2015年6月18日木曜日

触れてはならないものを思う

マル暴の組長が上納金に絡む脱税?で捕まったそうですね。昨日大きなニュースになってました。
かなりアブない組織だったようですが暴力行為でなく金銭問題というところが、かつてアメリカであった事件を思い起こさせます。
TVドラマや映画にもなったあの「アンタッチャブル」ですね。
アル・カポネは世紀の悪法といわれた禁酒法を背景にのし上がったシカゴギャングの大立者で、司法当局の雄エリオット・ネスとの丁々発止の駆け引きはドラマの格好の題材となりました。と、利いた風な口きいてますがこれは後付け。あたしが近しく見たのはケビン・コスナー主演のリメイク版でした。つってもずいぶん前の話ですね。

まだ若く生意気盛りの頃で、当時競って映画を見ては知ったかぶりで批評し合ってた友達がおりまして、先に見たそいつから事件が解決した後画面の中で何かが変わってるのを見極められるか?
ってな問題出されました。目を皿のようにして見ましたが結局わからず、ずいぶん悔しい思いをしたものです。
この映画観た皆さん分かりましたか?ってか有名な話なの?知らないけど。
実はずっと濡れていた路面が、カポネの捕まった後のシーンからはカラリと乾いているんですね~!さすが名匠ブライアン・デパルマ、心憎い演出です。
でね。暴力による恐怖でシカゴを仕切り、夜の大統領と呼ばれたカポネが捕まったのがやはり脱税だったんです。ラスト近く法廷のシーンで、買収されていたはずの陪審員がネスの計略で入れ替わり裁判官が有罪の評決を下します。狼狽し怒り狂うカポネ。仲間がむごたらしく殺されたりしてさんざっぱら貯め込んだフラストレーションが、一気に解放される場面!ざまあみろお~(●^o^●)

でさ。最近これに似た事があったっしょ?憲法学者国会に呼んで言質取ろうとしたところが、あにはからんや全員違憲判断!その後のみっともない慌てぶりとそれでも強引に押し切ろうという態度は、実にどうもあきれ果てたもんですな。だいたい選挙制度すら違憲状態の中で選ばれて何やってんだよ?あれもこれも・・・・。
あたしゃ難しい事は分かりませんよ。憲法だって決して触れちゃならんものとは思いませんが、手順を踏まなきゃ出来ない事は出来ないんじゃね?
かつてイザベラ・バートが東洋の島国にエデンの園を見つけたと書いた、美しき村社会。どっかで間違っちゃったとはいえ、この国を守るためやらなきゃならない時はやるっきゃないでしょうが、今の話とは違うと思います。
進んで戦争やりたいのかね?先ず親の立場としたら子供戦場には送れんでしょ!
では久しぶりに似ている諺シリーズです。

 親の意見と茄子の花は 千に一つも無駄がない と 

 これも違憲と為す日の本は 戦に否とする村社会

は似ている。

うろたえるなっての!

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