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2014年10月14日火曜日

最後を語る

先日十日、14年共に暮らした愛犬あんこが亡くなりました。すこしだけ気持ちが落ち着いたので、今日からまたブログ再開します。よろぴくね。

年も年でしたがリュウマチ患ったのが様々な疾患の引き金になったようで、手間も金もかかったけどやれるだけのことはやったし、これ以上入院や点滴で延命するよりも、住み慣れた家で見送ってやる方が本人(犬)も嬉しかろうと思いましてね。
付き添って一緒に寝てますと、明け方の三時頃にいつも呼吸が荒くなり、出社する五時まで飯も食わずに背中さすってやりました。坊主たちがいない日は会社に連れて行き、実家の玄関においときまして。時間見ては外の芝生でトイレさせ、少しだけ歩いて風の匂い嗅いだりしたのがせめてもの気分転換だったかもしれません。散歩好きだったからね・・・(T_T)
十日の日、朝の作業中に姪っ子が呼びに来てすっ飛んで行ったら、大きくのけ反って体の力が抜け、それで事切れてしましました。自分で言うのもなんですが、一番好きだった僕の腕の中で看取れたので幸せな最期だったと思います。それまで何度もダメかというごとがあったので心の準備出来てるつもりでしたが、いざとなるとだらしないっすね。あんなに声あげて身も世も無く泣いたのは、子供の頃以来でした。悲しくて不憫で可哀想で寂しくて。これ書いててもやっぱダメだ・・・。(T_T)

上の坊主が早退して迎えに来ましたが、これまた泣き崩れてね。箱で運ぶ時「死ぬと重くなるの?」と聞くので、「そうだよ、寝てる時はまだ力があるけど、死んじゃうと何もなくなるからな。」「それにしても重いぞ?」そういや2リットルの凍らせたペットボトルを、保冷用に入れといたんだったと泣き笑い(^_^;)
ペットの火葬で検索したら、今は出張火葬車ってのがあるんですね。家の前で焼いてくれるならと頼みまして。車来るまで家族全員入れ代わり立ち代わり泣き泣き撫でて、花飾ったり食べ物入れたり別れを惜しみました。やがてやって来た丁寧な業者さんが、一時間弱できれいな骨にしてくれましたが、姿かたちが無くなってしまうと不思議にどこかさっぱりするもので、ほんとに行ってしまったんだと実感されました。骨上げの儀式というのはそういう効用があるんですね、なるほど。
寿司とってお浄めの真似事をしながら、尽きない思い出話で会食。今度ばかりは家族のありがたみをしみじみ感じましたね~。

あんこはカヌー犬として、始めたばかりの頃からいろんな川に一緒に行きました。犬と二人で川下りするというのは特別なことです。瀬の音に振り返り「結構すごい?」と問いたげな眼差しを交わしたり、景色のいい緩やかな流れでは共に川風に吹かれたりと、得難い体験を通して本当に心が通じて一つになれるんです。もちろん普通に飼ってても可愛さに何ら変わりはありませんが。
最後に一回引退カヤックやらせてやれなかったのは心残り。
ああ、この悲しみが癒える日はいつかくるのかしらん?しつこくて申し訳ないけど、も一回だけ動画載せさせてね。あんこおおおおおおおお~~~!!!!!



2 件のコメント:

  1. 今井です。愛犬の最期、悲しいですよね。うちも今の柴の親子ワンコ3匹の前にも、何匹か犬飼ってて最期を看取ったことも何度かありました。獣医さんを家に呼んで安楽死させたこともありました。もう犬なんか飼うまいなんて思うのですが、今いる母犬は前のワンコが死んで15年たってから飼いはじめました。多分私と女房が飼うのは今の息子たちで最後でしょう。私たち夫婦もその後飼う犬を一生面倒見れる年齢ではなくなるでしょうから。それでもその頃には2人の娘たちが孫を産んでてそっちの面倒見ているようならば幸いです。愛犬の死って本当に家族を亡くしたかのように悲しいですよね。縁遠い親戚なんかよりもずーっと。ただすべては時間の経過と供に感情の起伏は収まってきますから。それはそれで悲しいことなんですけれども。

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  2. 今井さん ありがとうございます。僕も子供の頃に飼っていた犬と猫を亡くしました。ただ、子供というのは興味の対象がたくさんある分、気持ちがまぎれるのも早いようです。それに比べると今回は本当につらいです。文章に書いたようにカヤック通しての関わりもあり、どんなに大切だったかこの期に及んでまた痛感しています。
    たくさんの友達やお客さんからも励まし頂いてますから、それを力にしていきますね。

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