2025年5月13日火曜日
逆グルメを知る
2025年5月12日月曜日
三段逆スライド方式を思い出す
例によって日曜夕方の早い時間からダラダラ飲みつつYouTubeを見てましたら、スーパーで買った魚介類でまだ生きているものを蘇生させるというのがありました。
今回見たのはオオズワイガニで、パック破って塩水に入れエアーを与えてやると弱弱しくはあるけれど動き出し、水槽や台、海水、サーキュレーションシステムなどを組み込んで入れてやるとすっかり元気になりました~!って感じ。
見てるとその他にもエビだのロブスターだのそれぞれ専用の水槽で育てており、何やってる人か知らないけどえらい金掛けてるもんだと。
なにやらさかな君的な知識もお持ちのようで。
これね
最初のうちは面白がってましたが段々複雑な思いも湧いてきまして。
生き物と食い物の線引きをどこでつけるかみたいな?
つ~かそれやられちゃったら鮮度の良さに対するお得感が逆に罪悪感になるというか。
あたくしの仕事はどっちかというと生体寄りでありますから余計そう思うのかもしれませんし、特にホルモン系など原型見たらほとんどの人が食えないだろうと思うようなリアルなところにおりますからね。
昔から思ってましたのがピチピチとピクピクの違いでして、魚がピチピチしてるのは生きがいいと喜んでも四つ足がピクピクしてたらとてもじゃないが食えませんもんね。
そうはいっても他の生き物の命いただいて生きさせてもらってるわけで(ベジタリアンとか威張ってたって同じ)、知能が高いから食うなとか言うのは欺瞞というほかなく、そういう意識高いと自認する人に限って何かにつけ差別を問題視するけどお前が差別だろう!という。
耶蘇教で言う原罪ってやつもそのあたりにあるんでしょうか。
その点屠畜場に獣魂碑建てたり漁場に鯨塚作ったりして供養する日本流の感謝の仕方はいかにもらしくゆかしいと思うんであります。
落語に「後生うなぎ」という噺がありまして、うなぎ屋で割かれようとするうなぎを物持ちのご隠居が毎日助けるという。
これなんか先ほどの件を皮肉ったものかもしれません。
日本人的ね。
2025年5月10日土曜日
会津を旅ゆく 外伝・中三依涙の別れ
マッチングアプリ全盛の現在でも街角で偶然出会い風にさらわれるように恋に落ちる、なんてのに誰しも憧れるもんであります。書いてて恥ずかしいけど。
人生においてあり得ないような偶然は数少ないけど確かに起こりうるもので、毎度申し上げますように震災の晩、何千人という帰宅困難者でごった返す戸田橋の上でカヤック仲間のヘタちゃんと出会ったのなんて実にどうもあり得ない偶然でしたもんね。
徒歩のヘタちゃんと車のあたくし、それも坊主迎えに行くための目印として積んでたカヤックを見た彼が「こんな日に川行く人がいるんだなあ・・あれ?あの舟もしや才谷屋じゃね?」
しかもですよ
彼と知り合ったのはその前の週開催したエルフツアーが初めてだったんだし。
正会員が会長N部君とあたくし二人だけの弱小チームとはいえ、企画力と食肉力では老舗チームを上回る集客?力を誇った我がエルフがその日過去最高人数を集め男鹿川キャンプツアーを行ったのが中三依温泉でありました。
他のツアーでもキャンプ地として、また集合場所としてしばしば利用したもんです。
お友達の初お披露目したのもここだったし。
とても思い入れ深いところ。
そんな中三依温泉駅に今回の会津旅で乗ったリバティ号は停車するんでして、車窓からの景色に感慨深くしておりましたところ、なんと我々が帰る日にN部君がガンちゃんと男鹿川下るという情報が。
じゃ当然中三依に来るわけだ!
これも偶然のなせる業、ホームで会えたらウケるウケる! なんてんで。
前日に13時発だから待ち合わせようとラインしてたんですが、当日念のため時刻表から到着時刻を拾って知らせておりました。
13時37分
なんだかね~、駅が近づくとドキドキ。
そりゃ何年も会ってないような仲ではなし、つ~か50年以上に渡りつるんでるわけで今さらどうってことないっちゃあそうなんだけどね。
けど思い出深い中三依で事前の予定合わせ無しってのがいいんですわ。
これだって偶然っすよ。
で
到着と同時にホームに下りますと単線電車すれ違いで五分ほど停車時間がありました。
いるかな~? 隠れてて驚かすつもりかな~ ( *´艸`)
鉄路の響きがしばし止まった駅はいたって静か。雲雀の囀りだけが聞こえようという。
でも来ない。何でさ? ( ;∀;)
やがて出発の放送に仕方なく車内へ。
ありゃあ!携帯見たら既読ついてないし!?
やっと来た返信には昼飯喰う店が混んでて移動したってんで詫びてましたけどね。
ガンちゃんと二人だと思ってたらどうやら団体さんだったようで。
それじゃあ無理は言えないなと納得。
とは言え千載一遇の機会を失い、振り返る中三依駅は涙に霞んでおりました(ウソ)
では「ずるい女」をご一緒に
♪ な〜ぜ来ない 来ない来ない 来ない来ない あんたは〜 ♪
全三回に渡りお送りした会津旅日記、これにて全巻の終わりであります。
2025年5月8日木曜日
会津を旅ゆく 後編・餡だってってあんだよう
リバティ号は九時過ぎに会津田島に到着し、まず行ったのがご当地名酒の飲み比べマシン。
予習で見た動画でやってたやつね。50か70CCで200円、面白~い。
してもなぜあの手の動画ってお胸のデカいおねえちゃん主演なんでしょうか?
もっともおっさんのやつは最初っから見ないけどさ。
ホテルに手荷物をデポしてしばし行き当たりばったりの今後を協議。
まだ時間も早いので会津若松まで更に足を伸ばそうということになり在来線に乗りまして、この一時間ほどは休刊日としました。
沿線には塔のへつりや大内宿などの名所、会津ラーメンの名店牛乳屋食堂などがあり怪我でカヤック出来ない時期A ちゃんと来たっけなあなどとお友だちには言えねえ言えねえ。
野郎四人の雪中キャンプでは大雪の大内宿で朝を迎えたりと思い出は尽きません。
そろそろ終点と降りてみたらおや?なんぼなんでも駅舎が小さい。こりゃ七日町でね~の!
古い建物のレトロな雰囲気を活かし現代風にアレンジした街並みが人気上昇中のスポットでありまして、ブラブラ散策するには逆に中心部よりも好都合であります。
降ってきたので傘買って歩きつつ、お昼はさて何食べよっか?
ここで思い出したのが40年前当時付き合ってた前のかみさんと只見線経由で来た晩、タクシーに教わって行ったわっぱ飯の老舗田季野さん。
検索すると営業中。つ~かまだ続いてんだ!
誰と来たかは言わずに良い店あったの思い出したなんてんで。
有名店とあって結構な待ちでしたが飲み屋ではないのですぐに呼ばれまして。
正直前回食べた記憶は全く無く、でも実に美味い!
雪深い土地柄らしく濃いめの出汁で炊いたごはんと別に煮たキノコ類、鮭とイクラのバランスが絶妙で、和食でありながらどこか洋食にも通じる旨味がたまりません。
そうそう、昔の事は終わった事、これからここからまた始めようと胸の中だけで思いつつ。
駅にもどって帰りの列車を待つ間五合瓶の地酒を仕入れカップくださいと言ったら置いてませんと。
ならばワンカップ地酒買って空けた後それ使うからいいやって、どんだけ飲む気だよ?
会津田島行き上り?二両編成は思いの外客数が多く、それでも今度は並びの席で帰路。
ゆべしかじりながらチビチビ。餡子でだって飲めるのだ。餡だってってあんだよ?
日が傾きかけた山路の線路は先頭車両から見れば新緑越しの日差しを受け左右にくねる単線の良い雰囲気、動画映えっすよ。
夜はなぜか和牛焼き肉となりここではハイボールを目一杯、宿で風呂上がりの一杯もそこそこに爆睡してしまいました。
前日までの働きっぱなしで疲れがたまってたところに、飲み鉄でいいだけ酒が入りましたんでね。寝る前くらい飲まなくってもいいやね。
朝食後再び宿に荷物を預けこれといった宛もなくブラブラ。
明治初頭に作られた旧会津郡役所の裏山は鴫山城跡となっており頂上に愛宕神社が勧請されております。
神社好きのお友だちによれば数日前愛宕様の夢を見た、お導きではないかという。
訳あって動悸を上げてはならぬ身ながら30分くらいならゆっくり行ってみようってんで。実は低山登山やりたかったし。
案内板はあるものの訪なう人も希と見え、とはいえ荒れてるというほどでもない道を行けば散り敷く雑多な灌木のクッションが足に柔らかく、梢の間からは名も知らぬ鳥の囀り、新芽にどよもす風に散る花びらにふと樹間の青空を見上げれば遥か高所に山桜花。
ひとり万葉集です
風花を 捉えてはしゃぐ 無邪気さに あなたが俺の 花だと思う
関東より5度は低かろうという冷気も心地好く、やがて登りに汗ばんだ肌に身体も気持ちも清々と洗われるようであります。
後に知ったことですが落雷による焼失から建て直された新しい本殿は、見晴らしのよい頂上にちんまりと鎮座ましまされておりました。
実は下りに通った道こそが表参道で行きより広く歩きやすく、振り返れば大門櫓の石垣を従えてそびえる山容はやはり人の手を感じさせ低山ながら尖って一種の威容でありました。
帰りのリバティまでの小一時間を会津ラーメン食べたりお土産買ったりして過ごし、今度は通路側に二列ほど離れて座りこれまた飲み飲み帰ったことでございました。
あれっすね
チャーシュー用の豚肉のかたまりにネットかけるのに太い塩ビパイプ使うんだけど、失敗するとまんまスルッと出てきちゃう。
日々の暮らしがそれとすればちゃんとネットがかかって出来たものが旅の思い出で、普段スルーしてる時間が形になって残るというか。
肉屋の例え話じゃよく分かんない?
身になったからよかったってことさ。
もはや病も癒えて候
「外伝・中三依 涙の別れ」に続く。
2025年5月7日水曜日
会津を旅ゆく 前編・病んだなんてやんだよう
健全なる魂は健全なる肉体に宿るらしいけど、どんだけ忙しくても酒を欠かさずあんまし寝なくてもなぜか健全な肉体を持ちながら魂の方は病んでるのが今のあたくしであります。
たまにはどこか知らないところに行って違う空気を吸おう!
ってな訳で四日五日と旅に出て参りました~!
ゴールデンウィークってやつですわ、一泊二日でも。
以前何度か乗ったサンライズとまでいかなくとも列車旅しながらダラダラ飲む飲み鉄ってやつをやってみたく、チケット探したけどそう都合よく空いてるはずもなく諦めかけていたところへ朗報が。
ごく親しくしているお友だちがここ数年乗り鉄としてすっかり旅づいておりまして、チケットゲットの秘策かなんか持ってるらしく間際に二席指定とってくれたのが東武特急リバティ号であります。
浅草と会津田島を結ぶ三時間あまりの長距離列車として人気で、かつてカヤック全盛期に通った思い出深い南会津を抜けるという今のあたくしにとって最も薬効高いコースと言えましょう。
超繁忙期の空席とあって早朝六時半の窓際前後二席。
お休みとはいえこの時間のプッシュ~はやや気がとがめそうなところ、通路側のお父さん(年は若いが子連れだから)に先を越され負けじと開栓。朝日を背にしたスカイツリーに乾杯であります。
柿の葉寿司をつまみにビールからハイボール、サワーと進みつつ酒どころの田島まで日本酒は封印。
一番のつまみである車窓の景色は街中から栃木の平野を越えて鬼怒川温泉を過ぎるあたりから緑深い山並みへと変わって参ります。
川治温泉を経てトンネルを抜け地下の湯西川温泉駅から陽光の下に出るとそこは会津高原であります。鉄橋の下は五十里湖の沈下林。
それまでのむせ返るように濃密な新緑の森は、目覚めて間もない冬木の枝に申し訳なさそうに並んだ薄緑の若葉の疎林へと変わり、地を割った細流が集まる川はごろた石の渓流とは異なり清流が直接岸辺の下草を洗い、どこか西洋の風景画を思わせる風情であります。
カエルアドベンチャー、クラス5といったカヤック師匠筋のツアーで馴染んだ大好きな早春の風景が目にも心にも甦って参りました。
震災の前週最大級の人数を集めたエルフツアーの中三依温泉はキャンプブームとあって、あの時貸しきりだったのが嘘のような天幕の花盛りでございました。
山中から下り勾配になると短軌道になり上下に細かい振動を繰り返すうち気づけば会津田島到着となります。
酔っぱらうには長すぎず短すぎず実に頃合いの汽車旅でございました。
それにしてもあくまで一般論ですが、同じ車窓を眺めながら前後に別れての道中はそれでも思うところは背もたれ越しにヒソヒソと通じ、なんならおかずのやり取りも出来、この適度な距離感は乗車時間と同じくちょうど頃合いでございましょう。
なんとなれば多忙を理由に以前のような遠出を一緒できなくとも、片方が気ままな一人旅の空から送って寄越す風景なり食べ物なりの写真を共に楽しめる心情と申しますか、まあそうは言うても留守番だけじゃ溜まっちゃうから病んじゃうわけで。
ただその存在が支えであることは間違いありません。
あ、一般論っすよ ( *´艸`)
で、何の話だっけ?
後半へ続く
2025年5月2日金曜日
股間に手を伸ばされる
二年に一度くらいの頻度で身なりをきちんと整えようとか思うんであります。
若いうちはラフなカッコでもなんとか勢いでごまかせるけど、じじいが小汚いのはどうにも見苦しいと。
そんな時はデパートとか行ってお友達に見立ててもらい、というのも自分の服を自分で選ぶという習慣が子どもの頃から無くファッションセンスなるものを一切持ち合わせないからなんでして。
エセ硬派気取ってたこともありどうにもこっ恥ずかしくってさ。
不思議なものでちゃんとしたカッコするとするとちょいと自身がつくというか、街中でも俺イケてんじゃね?みたいな気になったり。
なんつっても日頃は十年も前から着っぱなしで袖だの襟だのヨレヨレのタゴタゴなったような服を着ておりまして、その上に営業ジャンパー着て銀座あたりに行くもんで金庫番のアネキから「あんた社長なんだからもっときちっとしなさいよ!」などとお小言食っているような始末。
大分以前の事ですが
冬場、柳井さんとこで買った防寒ズボンでこれも何年も履き古してあちこち破れたので神の手カイロに行きました。
腹ばいから仰向けになる流れで施術受けてますと先生の手がお股のチャックのところへ。
何気に閉めようとしてくれてるようなので「あ、先生、それ閉まらないんすよ」と。
「えっ?閉まらない ( ;∀;)」 呆れられたもんで。
考えてみれば、つ~か考えなくても、いくら車で来て駐車場からわずかな距離歩くだけといっても股間のチャック全開というのはないんじゃないのか。
それ以前に社会人としての自覚を問われる話でありますよ。
で、次の日早速作業服屋さん行って寅壱であつらえまして。
以来、二年に一度くらいの頻度で身なりをきちんと整えようとか思うんであります。