名作映画「グランブルー」でその独特な世界に触れた方も多かろうと思います。あたくしもそう。
先日ネトフリのお薦めに上がったので見たドキュメンタリー「ディープブレス:呼吸 深く」は若くしてその頂点を極めた天才女性ダイバー(名前忘れた。イギリス人だっけ?)と選手出身でサポート役(役の名前あったけど忘れた)の男性が競技を通じてパートナーとして出会い、やがて悲劇的な別離を迎えるまでを二人の幼少期からの成長を追う形で描いたなかなか見ごたえある作品でございました。
このお話でポイントになるのが「ブラックアウト」と呼ばれる現象で、全くの体一つを引っ提げてどこまで深く潜れるかを競う競技ゆえに限界まで体内の酸素濃度が低下した時、生存における絶対条件である脳と心臓を動かしておくためいわゆる五感をシャットダウンしてしまう生体反応なんだそうで。
一度これを体験するとその後の選手生命継続に関わるほどの恐怖を植え付けられるんであります。
だってね
行きはよいよい帰りは恐いってやつですよ~ ( ;∀;)
どこまで行けるかチャレンジっつっても帰って来なけりゃならんわけでしょ?その見極め謝っちゃったらたとえあと30センチまで浮かんできて目の前に空気あっても吸えないんだから!
ある程度の深度までいくとフリーフォールとか言って自重だけで落ちていくんだけど戻りは自分で漕ぐんだから、帰りの方が体力も酸素も使うわけだもの。
こりゃ怖いっしょ。
以前お話したようにネットショップの荷造りする時まとめて出せば早いけど品物溶けるのが何よりも嫌な為一件分ずつ出してきて詰めるのですが、大本そろえるためフル装備で冷凍庫入るのと違い夏場の軽装で行くので品数多くて手間取ると零下25度の強風が容赦なく身体の感覚を奪ってゆくんであります。
全部揃うまだ我慢するかここで一旦出るか?
あたくしにとってのフリーダイビングなんでありますよ。
幸いまだブラックアウトは無い ( *´艸`)
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