二十代前半の坊主二人が家にいたころ湯舟のお湯は一晩で白濁したもので、仕舞い湯にでも入ろうものなら新陳代謝盛んな若い衆の分泌物が温泉並みの効能を疑わせたものでありました。
還暦過ぎたじじいの一人暮らしとなってからは濁らせるものといってもオヤ汁くらいのものでずぼらを決め込み下手すると湯舟に必ず入るくせに一週間も換えなかったりしておりましたが、さら湯にしてもヌルつくと泊りに来たお友達から指摘されて以来三回に一回はせっせと磨き洗いしております。
洗うのはというと出たすぐ後で、あたくし湯船で古本読むのを楽しみとしているため時短を考えおお湯につかりながら栓を抜いて排水する方式を考案いたしまして。
それについて以前聞いたある恐ろしい話によると同じようにしていた男性がうっかり排水口にGOLD・MATTERを吸い込まれしまったという。
ご承知のようにありゃ左右で吊り位置に段差があるため出る時は比較的スムーズなんだそうですが、いったん出てしまうと引っ張っても戻らないし、第一あんなもん痛くってとてもそんなこたあ出来ませんでしょうに ( ;∀;)
幸い?家人がいたためレスキュー隊に連絡してもらい浴槽を切断してどうにか助かったってんですが、男の身として聞くだに恐ろしい話ではありますな。
でね
栓を抜くとお湯が減るに従い喫水線も下降するので肩までつかる良い子はそれに連れ体の位置をずらしてまいります。
一応寝てつかれるくらいの浴槽なのでおケツの位置をずらしていくとほ~ら、穴が近づいてくるんですよ~。
万が一先ほどのような事態になってもあたくしの場合家人もおらず助けも呼べません。
穴から玉(言っちゃってるし)出したまんま孤独死?ああ怖い怖い "(-""-)"
ああそうか、体の向き逆にすればいいんだ!
な~んだ ( *´艸`)
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